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「3連続三振だ!」”新女房”も捕球し損ねる大谷翔平の驚愕スイーパーに米記者が大興奮!20インチ動くシンカーにも脚光

THE DIGEST編集部

2023.05.10

大谷が2回に記録した3連続三振に米記者も驚愕した。(C)Getty Images

 無敗をキープしていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が現地5月9日、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に今季8度目となるリアル二刀流で先発登板した。

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 昨年世界一に輝いたアストロズを相手に、大谷は4回まで1安打に抑えるほぼ完璧なピッチングを披露。5回には、元同僚に一発を浴びるなど3点を失うが、6回以降は立ち直って「ゼロ」を積み重ねた。

 大谷は7回103球を投げ、6安打、2四球、7奪三振、3失点。通算507奪三振とし、"元祖二刀流"のベーブ・ルースがマークした通算奪三振「501」を超えるメモリアルな試合となった。

 一方、打者としては3打数ノーヒットに封じられ、チームも相手左腕のフランバー・バルデスにわずか3安打1得点と沈黙し、力なく1対3で敗れた。これでエンジェルスはア・リーグ西地区首位のテキサス・レンジャーズと2ゲーム差の2位。3位タイのアストロズとは1.5ゲーム差に縮められた。
 
 試合に敗れたとはいえ、"投手・大谷"のピッチングは現地の米記者を唸らせた。米スポーツ専門サイト『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者は、ツイッターに振り逃げを含む3連続三振を奪った2回のピッチング動画を投稿。「ショウヘイ・オオタニがイニングを終わらせた」と綴った。

 6番のジェレミー・ペーニャを空振りに斬って取り、初バッテリーを組んだ捕手のクリス・オーキーが捕球し損ねたスイーパー、そして、157キロの速球で見逃し三振を奪った場面に「3連続三振だ!」と興奮が隠せない。

 さらにこの日は、シンカーの曲がり幅も凄まじかったようで、7回先頭打者のマーティン・マルドナードから空振りを奪い、7個目の三振を記録した95.3マイル(約153.3キロ)のシンカーは20インチ(約50.8センチ)も変化したとのこと。その映像に現地ファンから驚愕の声が挙がるほどだった。

 今季初黒星を喫しても、何かと話題を提供する大谷。二刀流スターだからこそ成せる衝撃的なピッチングに、反響が止まない。

構成●THE DIGEST編集部

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