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MLB

「空中でブレーキがかかっている!」大谷翔平が投じた“鬼スイーパー”を米分析家が独特表現で絶賛!「水平に58センチだ」

THE DIGEST編集部

2023.05.11

いまや投手・大谷の代名詞となりつつある「スイーパー」。まさに魔球と呼ぶに相応しい変化をみせる。(C)Getty Images

いまや投手・大谷の代名詞となりつつある「スイーパー」。まさに魔球と呼ぶに相応しい変化をみせる。(C)Getty Images

 今季初黒星を喫したとはいえ、投球内容は上々だった。

 現地5月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番・DH兼投手」で先発登板。今季8度目のマウンドで5勝目を狙ったが、5回表に2ランを浴びるなど3点を奪われてしまう。7回を投げて6安打、2四球、7奪三振の快投を見せたものの、チームは1対3で敗れ、大谷は今季初めて敗戦投手となった。

 それでも随所で披露するスーパーピッチに舌を巻いたのが、「ピンチングニンジャ」として知られる米投球アナリストのロブ・フリードマン氏だ。大谷がアストロズのカイル・タッカーに投じた84.1マイル(約135.3キロ)の球を取り上げ、「このショウヘイのスイーパーは水平に23インチ(約58センチ)も変化している。まるで空中でブレーキがかかっているかのようだ」と独特の表現で称賛した。
 
 さらにこの動画付きの投稿をリツートしたのが、米野球データサイト『Codify Baseball』。「今季のMLBで80マイル(約128.7キロ)以上の球速で20インチ(約50.8センチ)以上も横に変化した球を投げた回数」と紹介し、大谷が67球でダントツの1位。2位タイがミッチ・ケラー(パイレーツ)とアンドリュー・バスケス(フィリーズ)の39球で、その次にダルビッシュ有(パドレス)が28球で続くデータを紹介している。

 一連の投稿に対して米ファンからは、「こんなスイーパーは反則だ」「どんどんえげつなくなっているぞ!」「誰が打てるんだ?」「観戦するのが楽しみな投手だ」といった好意的な声が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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