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MLB

大谷翔平が土壇場9回に今季8号2ラン本塁打で1点差に迫るも追撃及ばずエ軍は連敗

THE DIGEST編集部

2023.05.11

3番・指名打者で先発出場した大谷。(C)Getty Images

3番・指名打者で先発出場した大谷。(C)Getty Images

 現地5月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、本拠地で行なわれヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。前日はマウンドに上がるリアル二刀流での出場だったが、疲れを見せない日本人はこの日もスタメンに名を連ねた。

 アストロズの先発は、昨季11勝を挙げたクリスティアン・ハビア。同投手は2者連続空振り三振を奪う素晴らしい立ち上がりで、大谷との対戦を迎えた。第1打席は4球連続ストレート勝負。スライダーをはさみ、フルカウントから6球目の速球に大谷のバットは空を切った。

 初回に先制点を奪われたエンジェルスは2回無死一塁で、5番ハンター・レンフローが10号2ランを左中間に放って勝ち越しに成功するが、4回にアストロズが一挙4点を奪い、すぐに再逆転。リードは3点に広がった。

 大谷の第2打席は2球目の速球をセンターに弾き返すが、打球は中堅の正面にいき中飛。6回2死走者なしの第3打席は、空振り三振に倒れた。
 
 エンジェルスはハビアを攻略できず、6回まで僅か3安打でレンフローの本塁打による2点のみ。さらにアストロズ救援陣も打ち崩せず、5対2のまま試合は9回の攻防へ。

 アストロズは9回のマウンドに守護神ライアン・プレスリーを送り逃げ切りを図るが、先頭打者のマイク・トラウトがサードへの内野安打で出塁。反撃の期待がかかる場面で、大谷が4打席目を迎える。

 逆転を信じるファンの視線が背番号17に注がれるなか、大谷はカウント1-2から4球目低めのカーブをスウィングすると、高く上がった打球はライトスタンドに飛び込む8号2ランホームラン。大谷の一振りで土壇場9回にエンジェルスが1点差に迫った。

 なおも2死一、二塁でサヨナラのチャンスだったが、最後はプレスリーがジョバンニ・ウルシェラを遊ゴロに打ち取り、アストロズがなんとか5対4で逃げ切り勝ち。大谷の一発でエンジェルスは意地を見せたが、あと一歩及ばず2連敗した。

構成●THE DIGEST編集部

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