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MLB

「打球速度102.6マイル&飛距離408フィート!!」大谷翔平の9回8号2ランに地元メディア大興奮!「右中間への大飛球だ」

THE DIGEST編集部

2023.05.11

今季8号2ラン本塁打を放った大谷。1点差に迫る一発に球場は沸いた。(C)Getty Images

今季8号2ラン本塁打を放った大谷。1点差に迫る一発に球場は沸いた。(C)Getty Images

 土壇場に飛び出した二刀流スターの一発に球場は興奮に包まれた。

 前日のマウンドで登板し、今季初黒星を喫した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。3点ビハインドで迎えた9回無死一塁の第4打席に8試合ぶりとなる第8号2ランホームランを放った。追撃の一発で逆転ムードが一気に高まったが、チームはあと1点及ばず4対5で敗れ2連敗した。

 大谷は1点を追う初回、2死走者なしの第1打席はフルカウントから92.9マイル(149.5キロ)の速球を空振り三振。3点を追う4回の第2打席は中飛に倒れると、6回2死走者なしの第3打席目も空振り三振に終わり、ここまで3打席凡退に終わった。

 2対5で迎えた9回、崖っぷちに追い込まれたエンジェルスは2番マイク・トラウトがサードへの内野安打で出塁。無死一塁にすると、バッターボックスには背番号17が入った。

 カウント1-2と追い込まれた大谷だったが、アストロズの守護神ライアン・プレスリーが投じた4球目の低いカーブをすくい上げると、豪快にライトスタンドへ打球を運んだ。ボールが右中間にスタンドインすると、エンジェル・スタジアムは大歓声。大谷の8号2ラン本塁打でエンジェルスが土壇場で1点差に迫った。

 なおも無死一、二塁とチャンスを作り、一打出ればサヨナラという逆転ムードだったが、追撃もここまで。後続が打ち損じ、最後は遊ゴロでゲームセット。反撃ののろしを上げる大谷の一発が飛び出したが、エンジェルスは敗戦を喫し、昨季の王者アストロズに2連敗となった。
 
 土壇場でファンを沸かせた大谷の一発は、現地メディアをも大いに興奮させているようだ。エンジェルスの地元メディア『Anaheim Sports』はツイッターに大谷の今季8号2ラン本塁打を動画付きで投稿。「ショウヘイ・オオタニがホームラン!打球速度102.6マイル(約165.1キロ)、打球角度31度、飛距離408フィート(約124メートル)」と綴り、完璧な当たりだったと強調した。

 加えて、「オオタニの第8号本塁打はライアン・プレスリーが投げた82.1マイルのカーブを捉え、右中間スタンドまで大飛球したんだ!」と付け加え、そのパワーに驚愕した。

 前日は”野球の神様”ベーブ・ルースの通算501奪三振の記録を抜き、米球界で異彩を放ち続けている大谷。連日ファンやメディアを賑わす二刀流スターは、今日はバットで天賦の才を遺憾なく発揮してみせた。

構成●THE DIGEST編集部

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