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MLB

エンジェルスが難攻不落のクラセ攻略! 土壇場9回の逆転劇で3試合ぶり白星!! 大谷翔平は3出塁も2打数無安打

THE DIGEST編集部

2023.05.13

3番・指名打者で先発出場した大谷。(C) Getty Images

3番・指名打者で先発出場した大谷。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間5月12日、敵地でのクリーブランド・ガーディアンズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。5回の打席で2打数無安打、2四球と打撃妨害で3度出塁した。チームは5-4で逆転勝利を収めた。

【動画】大谷翔平が今季5度目となる打撃妨害で出塁
 前の試合で8試合ぶりの8号ホームランを放っていた大谷。2試合連続のアーチが期待されたが、この日は安打が生まれなかった。しかし快音こそ聞かれなかったものの、相手投手の球筋をよく見極め、2つの四球を選び、さらに5回の第3打席では今季5度目の打撃妨害で出塁した。

 球団広報のマット・バーチ氏によれば、エンジェルスで1シーズンに5度以上の打撃妨害を記録したのは、大谷が球団史上3人目だという。また、今季2度以上の打撃妨害を記録したのは大谷だけとなっている。

 試合は、ガーディアンズが1、2回に犠牲フライで得点し2点をリード。一方のエンジェルスは4回にブランドン・デュルーリー、ジョバンニ・アーシェラ、ザック・ネトのタイムリーで逆転するが、ガーディアンズも5回にランナー一、三塁からの内野ゴロで追いつくシーソーゲームとなる。すると3-3で迎えた終盤の8回裏、ガーディアンズは4番のジョシュ・ネイラーがエンジェルス2番手のマット・ムーアからソロアーチで勝ち越し。

 9回のエンジェルスは先頭のマイク・トラウトが昨季ア・リーグ最優秀救援投手のクローザー、エマニュエル・クラセから二塁打で出塁。大谷に打席が回るが、ここはフルカウントから空振り三振に倒れた。この後、アンソニー・レンドーンにもヒットが生まれ、1死一、三塁とすると、ハンター・レンフローの内野ゴロの間にトラウトが生還して同点。さらにデュルーリーの犠牲フライでエンジェルスが再逆転に成功。その裏のガーディアンズの攻撃は、守護神のカルロス・エステベスが二死満塁と追い込まれながらもなんとか封じ込んだ。

 エンジェルスは5-4で逆転勝利を収め、3試合ぶりの白星を飾っている。

構成●THE DIGEST編集部
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