敵地での“珍しい光景”に米メディアも注目している。
現地時間5月15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「3番・投手兼指名打者」として“リアル二刀流”で先発出場。投げては3被弾も7回4安打5失点で今季5勝目(1敗)をマークし、打っては4回1死一、二塁の第3打席に豪快な9号3ランを放つなど5打数4安打3打点と大暴れだった。
この日、会場が異様な雰囲気に包まれたのは、4点リードの9回2死一塁という場面だ。二塁打が出れば、「先発投手のサイクル安打達成」という大偉業が期待されるなか、第6打席に立った大谷は、2ストライクからの3球目を流し打ち。打球をレフト前に落としたが、結果はシングルに終わり、惜しくも快挙達成とはならなかった。
敵地ファンからは大きな拍手とともにブーイングも浴びせられ、二刀流スターは塁上で苦笑い。この印象的なシーンを受け、エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』は、公式ツイッターを更新。実際の映像を共有すると、泣き笑いの顔文字を添え、「ボルティモアのファンもサイクル達成を見たかったようだ」と現地の状況を伝えている。
また、このツイートを引用した米老舗誌『The Sporting News』は、「彼がシングルに終わった後、二塁打が見たかったボルティモアのファンはブーイングをし始めた」と反応。米ポッドキャスト番組『Talkin’ Baseball』は、「オリオールズファンがブーイングするのは、ショウヘイのサイクル達成を見たかったからだ」と指摘していた。
敵、味方という枠組みを越え、今季も世界中のファンを魅了している大谷。そのカリスマぶりには、ただただ驚かされるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】惜しくもサイクル達成ならず…でブーイングが!
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現地時間5月15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「3番・投手兼指名打者」として“リアル二刀流”で先発出場。投げては3被弾も7回4安打5失点で今季5勝目(1敗)をマークし、打っては4回1死一、二塁の第3打席に豪快な9号3ランを放つなど5打数4安打3打点と大暴れだった。
この日、会場が異様な雰囲気に包まれたのは、4点リードの9回2死一塁という場面だ。二塁打が出れば、「先発投手のサイクル安打達成」という大偉業が期待されるなか、第6打席に立った大谷は、2ストライクからの3球目を流し打ち。打球をレフト前に落としたが、結果はシングルに終わり、惜しくも快挙達成とはならなかった。
敵地ファンからは大きな拍手とともにブーイングも浴びせられ、二刀流スターは塁上で苦笑い。この印象的なシーンを受け、エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』は、公式ツイッターを更新。実際の映像を共有すると、泣き笑いの顔文字を添え、「ボルティモアのファンもサイクル達成を見たかったようだ」と現地の状況を伝えている。
また、このツイートを引用した米老舗誌『The Sporting News』は、「彼がシングルに終わった後、二塁打が見たかったボルティモアのファンはブーイングをし始めた」と反応。米ポッドキャスト番組『Talkin’ Baseball』は、「オリオールズファンがブーイングするのは、ショウヘイのサイクル達成を見たかったからだ」と指摘していた。
敵、味方という枠組みを越え、今季も世界中のファンを魅了している大谷。そのカリスマぶりには、ただただ驚かされるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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