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MLB

大谷翔平はサイ・ヤング賞の有力候補なのか。MLB公式が“模擬投票”で最新人気トップ5を選出!「立て直す可能性は十分ある」

THE DIGEST編集部

2023.05.18

ここまで9試合に登板して5勝1敗の大谷。被打率と奪三振数はMLBでトップランクを維持している。(C)REUTERS/AFLO

ここまで9試合に登板して5勝1敗の大谷。被打率と奪三振数はMLBでトップランクを維持している。(C)REUTERS/AFLO

 2023年シーズンの日程も早や4分の1が消化されたMLB。この一区切りを受けてさまざまなデータ解析が展開されているが、MLB公式サイトはサイ・ヤング賞の“模擬投票”を実施して、ア・ナ両リーグの序盤戦候補者トップ5を選出・紹介している。

 今週月曜日のゲームまでを対象に、MLB公式内の記者たちをはじめ49名が投票に参加。それぞれ5人の投手をランキング形式で選び、順位に応じてポイントを付与した。

 やはり気になるのは大谷翔平(エンジェルス)への評価だ。シーズン序盤は防御率が0.64をマークするなど圧巻のピッチングを連発していたが、ここに来て被本塁打数がグッと高まっている。そんななか、MLB公式サイトの投票結果は――。大谷はア・リーグで4番目の評価を得た。同サイトは次のように説明している。

「オオタニは直近4試合の先発登板で8つのホームランを浴びるなど、防御率が6.12と投球内容は少し荒れているだろう。それでも、我々の投票者たちは“二刀流スーパースター”が立て直す可能性が十分にあると見ている。最初の先発5試合で防御力0.64を叩き出したわけで、現時点でも被安打率(.145)はMLBトップで、奪三振(71回)はア・リーグでトップだ」

 MLB公式は詳しいポイントの内訳を明かしていないが、今回ランクインした両リーグ10名の中で“1位推し”した投票者がひとりもいなかったのは、大谷とミッチ・ケラー(パイレーツ)のふたりだけだ。この点をどう見るか。ちなみにランク外だが得票のあった11名の投手リストには、ダルビッシュ有(パドレス)も名を連ねている。
 
 以下が、MLB公式サイトが発表した投票者49名による「サイ・ヤング賞:序盤戦候補者ランキング」だ。

【ア・リーグ】
1位:ゲリット・コール/ヤンキース(1位推しは23名)
2位;シェーン・マクラナハン/レイズ(1位推しは7名)
3位:ソニー・グレイ/ツインズ(1位推しは6名)
4位:大谷翔平/エンジェルス
5位:ジョー・ライアン/ツインズ(1位推しは1名)

【ナ・リーグ】
1位:ザック・ギャレン/ダイヤモンドバックス(1位推しは32名)
2位:スペンサー・ストライダー・ブレーブス(1位推しは13名)
3位:クレイトン・カーショウ/ドジャース(1位推しは2名)
4位:ミッチ・ケラー/パイレーツ
5位:ジャスティン・スティール/カブス(1位推しは1名)

構成●THE DIGEST編集部

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