日本で話題をさらっている"斬新デザイン"が、遠くアメリカのファンをも興奮させているようだ。

　プロ野球・北海道日本ハムファイターズが５月13日から18日まで本拠地のエスコンで着用してきたのが特別仕様のユニホームだ。新庄剛志監督がみずからプロデュースする「NEW AGE GAMES produced by SHINJO」の一環で、その期間中、チームは新庄監督が１ミリ単位の細部にまでこだわったデザインで作成されたスペシャルユニホームでプレーした（着用期間は８試合に延長）。

　指揮官が連想したのは「野球＝ヒーローがカッコいいプレーを見せる」で、このコンセプトを基に鮮やかな赤で「闘争心」を表現しつつ、それを黒で引き締めたカラーリング。胸元に「VICTORY」の頭文字であるＶマークが大胆にあしらわれた、かなりド派手なデザインである。

　この型破りなユニホームを今回アメリカのファンに紹介したのが、ほかでもないMLB公式『MLB Life』の公式インスタグラムだ。「これら（のユニホーム）をどう思いますか？」とフォロワーに質問を投げかけ、日ハムの選手たちが実際に着用している画像を３枚掲載。すると、おびただしい数の反応が書き込まれたのだ。
  　ざっと挙げるだけでも、「超イカしてるぜ！」「魅力的だ」「レトロなファストフード店の制服だな」「燃え盛っているね」「Ｆ１のピットクルーみたい」「ニューヨークのギャング」「あり得ない」「正直言って酷い」「ロボットアニメに出てきそうだ」といった調子で、ユーモアに溢れるコメント欄は大盛況。賛否両論が渦巻いているが、これだけの反響があるだけでも驚きである。

　ド派手ユニ着用ゲームはこれで４勝２敗。日ハムは目下３連勝と上昇気流に乗っており、開幕カードを除けば、新庄政権下で初となるパ・リーグ単独４位に躍り出た。

構成●THE DIGEST編集部

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