MLB

メジャー1年目・吉田正尚のスタッツを米老舗誌が絶賛!約122億円の価値を評価「オールスターに出ても驚かない」

THE DIGEST編集部

2023.05.27

吉田はMLB1年目ながらレッドソックスの主軸として活躍する。(C)Getty Images

 現地もボストン・レッドソックスの背番号7に高い評価を下している。今季からメジャーリーグを主戦場にし、開幕から約2か月間にわたって見事なパフォーマンスを披露してきた吉田正尚だ。

 ここまで42試合に出場し、打率.299、6本塁打、29打点、OPS.855とハイアベレージを維持している吉田。シーズン序盤こそ苦戦を強いられ、打率が1割半ばまで低迷する時期もあったが、4月中旬から16試合連続安打をマークすると、現地5月7日には、日本選手10人目の週間MVPに輝くなど、メジャー1年目から大きな存在感を放っている。

 現地25日、レッドソックスの現状に関する記事を掲載した米老舗スポーツメディア『Bleacher Report』は、そのなかで日本人ルーキーの存在に触れ、現在、アメリカン・リーグ東地区4位に位置している同球団にとって「最大のブレイクアウト」だと紹介。「マサタカ・ヨシダは、チームで最も生産性の高い打者のひとりだ」と改めて絶賛した。
 
 また、29歳のマッチョマンについて同メディアは、「彼がアメリカン・リーグのオールスターゲームのロースターに名を連ねても驚くことはないだろう」とコメント。レッドソックスが昨オフに結んだ5年9000万ドル(約122億円)の大型契約は、一部から批判的な意見もあったが、「オフシーズンにした良い買い物のひとつになりそうだ」と指摘している。

 なお、今回掲載された記事は、レッドソックスでプレーする吉田以外の選手もクローズアップしており、「目立たないブレイクアウト」には、今季ブルペンでタフな存在のジョシュ・ウィンコウスキーが選出。「最大の期待外れ」には、9試合に先発し、2勝6敗、防御率6.26となっているコリー・クルーバーの名が挙がっていた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「メッチャほのぼの」昨季MVPジャッジが愛犬と外野芝生で戯れる姿に日米ファンが歓喜!「癒されるわ」

【関連記事】23年オフの"FA注目度1位"に大谷翔平が選出! 米識者からは「球界史上初の5億ドルプレーヤーになる」と予想も

【関連記事】「MLB史上最悪だ…」124年前の"最多敗戦"を上回るペースのアスレティックスに嘆きの嵐!藤浪晋太郎にも「悪夢の契約」と批判が波及