現地もボストン・レッドソックスの背番号7に高い評価を下している。今季からメジャーリーグを主戦場にし、開幕から約2か月間にわたって見事なパフォーマンスを披露してきた吉田正尚だ。
ここまで42試合に出場し、打率.299、6本塁打、29打点、OPS.855とハイアベレージを維持している吉田。シーズン序盤こそ苦戦を強いられ、打率が1割半ばまで低迷する時期もあったが、4月中旬から16試合連続安打をマークすると、現地5月7日には、日本選手10人目の週間MVPに輝くなど、メジャー1年目から大きな存在感を放っている。
現地25日、レッドソックスの現状に関する記事を掲載した米老舗スポーツメディア『Bleacher Report』は、そのなかで日本人ルーキーの存在に触れ、現在、アメリカン・リーグ東地区4位に位置している同球団にとって「最大のブレイクアウト」だと紹介。「マサタカ・ヨシダは、チームで最も生産性の高い打者のひとりだ」と改めて絶賛した。
また、29歳のマッチョマンについて同メディアは、「彼がアメリカン・リーグのオールスターゲームのロースターに名を連ねても驚くことはないだろう」とコメント。レッドソックスが昨オフに結んだ5年9000万ドル(約122億円)の大型契約は、一部から批判的な意見もあったが、「オフシーズンにした良い買い物のひとつになりそうだ」と指摘している。
なお、今回掲載された記事は、レッドソックスでプレーする吉田以外の選手もクローズアップしており、「目立たないブレイクアウト」には、今季ブルペンでタフな存在のジョシュ・ウィンコウスキーが選出。「最大の期待外れ」には、9試合に先発し、2勝6敗、防御率6.26となっているコリー・クルーバーの名が挙がっていた。
構成●THE DIGEST編集部
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ここまで42試合に出場し、打率.299、6本塁打、29打点、OPS.855とハイアベレージを維持している吉田。シーズン序盤こそ苦戦を強いられ、打率が1割半ばまで低迷する時期もあったが、4月中旬から16試合連続安打をマークすると、現地5月7日には、日本選手10人目の週間MVPに輝くなど、メジャー1年目から大きな存在感を放っている。
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