米球界で異彩を放ち続ける、唯一無二の二刀流が苦悶の表情を浮かべた。
現地5月29日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でシカゴ・ホワイトソックスと対戦。「3番・指名打者」でスタメンに名を連ねた大谷翔平は第1打席で今季初の死球を右足に受けた。痛みに顔を歪めたが、そのまま一塁へ。大事には至らなかったが、球場は騒然とした。
大谷の叫び声が敵地に響き渡った。初回1死一塁の初球94.6マイル(約152.2キロ)が右足のスネ付近に直撃。「アアー!!」と絶叫した大谷は、天を仰いだ。
心配したフィル・ネビン監督や水原一平通訳、トレーナーらがすぐに近寄って状態を確認。出場を続けた大谷だったが、塁上でも右ひざ付近を手でさするなど、痛みを感じている様子だった。
このシーンに地元メディアは即反応。なかには「これはやばい!」「オオタニに何をしてくれるんだ!」と怒りの声が上がった。
まず、エンジェルス専門サイト『Halos Today』は「ショウヘイ・オオタニがマンデーゲーム序盤で恐ろしいケガを免れる」という見出しで記事を配信した。「オオタニはスネを殴られたようだ」と、ホワイトソックス先発のマイケル・コベックに死球を当てられたと説明すると、「彼は明らかに痛みを感じていた。そのため、少し離れてフィジカルトレーナーのサポートを受けたが、幸いにも試合を中断する必要はなかった」と補足した。
同メディアは「球場にいたすべてのエンジェルスファンは、大きく安堵の息をつくことができた。マイアミ・マーリンズに同一カード3連敗を食らった後、スーパースターのケガだけは彼らにとって一番ショッキングな出来事になるところだった」と伝えた。
大谷の死球に、地元ファンも黙っていなかった。「コペックを刑務所に放り込め!」「ショウヘイがエンジェルスを出ていくことになっても、シカゴだけは絶対に契約しないでくれ!」「ど真ん中にフォーシーマーを当てるなんて、わざとらしい。ただただクレイジーな奴だ!」など、相手ピッチャーに非難が集まった。
米放送局『FOX Sports』も、二刀流の悶絶シーンをツイッターに投稿。死球を受けた大谷に対し、「ボールを足に受けても試合に出続けた」と鉄人ぶりを伝えると、米野球専門サイト『Fansided』に執筆しているMLBライターのジョン・フラセラ氏は「オオタニは、まるで鋼鉄でできているかのようだ」と評した。
なお試合は、エンジェルスが6対4で勝利を収め連敗を「3」でストップ。大谷に快音は聞かれなかったが、最後は笑顔でチームメイトとハイタッチを交わし球場を去った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「アアー!」死球に思わず絶叫した大谷翔平
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現地5月29日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でシカゴ・ホワイトソックスと対戦。「3番・指名打者」でスタメンに名を連ねた大谷翔平は第1打席で今季初の死球を右足に受けた。痛みに顔を歪めたが、そのまま一塁へ。大事には至らなかったが、球場は騒然とした。
大谷の叫び声が敵地に響き渡った。初回1死一塁の初球94.6マイル(約152.2キロ)が右足のスネ付近に直撃。「アアー!!」と絶叫した大谷は、天を仰いだ。
心配したフィル・ネビン監督や水原一平通訳、トレーナーらがすぐに近寄って状態を確認。出場を続けた大谷だったが、塁上でも右ひざ付近を手でさするなど、痛みを感じている様子だった。
このシーンに地元メディアは即反応。なかには「これはやばい!」「オオタニに何をしてくれるんだ!」と怒りの声が上がった。
まず、エンジェルス専門サイト『Halos Today』は「ショウヘイ・オオタニがマンデーゲーム序盤で恐ろしいケガを免れる」という見出しで記事を配信した。「オオタニはスネを殴られたようだ」と、ホワイトソックス先発のマイケル・コベックに死球を当てられたと説明すると、「彼は明らかに痛みを感じていた。そのため、少し離れてフィジカルトレーナーのサポートを受けたが、幸いにも試合を中断する必要はなかった」と補足した。
同メディアは「球場にいたすべてのエンジェルスファンは、大きく安堵の息をつくことができた。マイアミ・マーリンズに同一カード3連敗を食らった後、スーパースターのケガだけは彼らにとって一番ショッキングな出来事になるところだった」と伝えた。
大谷の死球に、地元ファンも黙っていなかった。「コペックを刑務所に放り込め!」「ショウヘイがエンジェルスを出ていくことになっても、シカゴだけは絶対に契約しないでくれ!」「ど真ん中にフォーシーマーを当てるなんて、わざとらしい。ただただクレイジーな奴だ!」など、相手ピッチャーに非難が集まった。
米放送局『FOX Sports』も、二刀流の悶絶シーンをツイッターに投稿。死球を受けた大谷に対し、「ボールを足に受けても試合に出続けた」と鉄人ぶりを伝えると、米野球専門サイト『Fansided』に執筆しているMLBライターのジョン・フラセラ氏は「オオタニは、まるで鋼鉄でできているかのようだ」と評した。
なお試合は、エンジェルスが6対4で勝利を収め連敗を「3」でストップ。大谷に快音は聞かれなかったが、最後は笑顔でチームメイトとハイタッチを交わし球場を去った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「アアー!」死球に思わず絶叫した大谷翔平
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