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MLB

「オオタニだって人間なんだ」大谷翔平の“プチスランプ”にネビン監督が言及。豪快13号弾には賛辞惜しまず

THE DIGEST編集部

2023.05.31

大谷は4回に一時逆転打となるソロ弾を放った。(C)Getty Images

大谷は4回に一時逆転打となるソロ弾を放った。(C)Getty Images

 二刀流戦士から復調を感じさせるアーチが飛び出した。

 現地5月30日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」として先発出場すると、第2打席で今季13号ソロを放つなど、4打数1安打1打点と活躍。チームが3対7の逆転負けを喫し、残る貯金が「2」となったなか、5試合ぶりの一発であらためて存在感を示した。

 1対1の同点で迎えた4回、先頭の大谷は相手の先発右腕ルーカス・ジオリトと対峙すると、2ストライクからの3球目に投じられた94.2マイル(約151.6キロ)のフォーシームを強振。打球速度110.2マイル(約177.3キロ)で飛び出したボールは、センター方向にグングン伸び飛距離435フィート(約132.6メートル)の特大弾となった。

 背番号17が放った一時勝ち越しの豪快弾には、チームの指揮官も賛辞を惜しまない。MLB公式サイトが掲載した記事によると、エンジェルスを率いるフィル・ネビン監督は試合後、直近4試合で本塁打がなく、16打席でわずか1安打とプチスランプに陥っていた大谷の活躍について、「彼だって人間だ」と反応を示している。
 
 さらに、「誰にだってこういうことはある」と続けたネビン監督は、相手のピッチング内容にも触れ、「明らかにいい投球を投げられていた」と自身の見解をコメント。「彼はそのいくつかを逃したが、そういうこともある」と話し、そんななかでの13号ソロに対し、「今夜、彼がホームランを打つ姿が見られて良かった」と充実感をにじませていた。

 2023年シーズンも投打で特異な才能を発揮している大谷。今後の活躍も楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平がホワイトソックス戦で放った豪快13号ソロ!

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