どでかい花火を敵地ファンに見せつけた。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、シカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。3回に14号、直後の4回にも15号をスタンドに放り込む連続2ランで、今季初の2打席連発の離れ業をやってのけた。
圧巻の一発は、2対1で迎えた3回表だった。1死一塁から初球93.8マイル(約150.9キロ)のシンカーを大谷は完璧にスイング。センターバックスクリーンに飛び込む2試合連続弾に球場はドッと沸いた。
大谷の今季14本目のホームランは、MLB公式サイト『MLB.com』も即反応した。同サイトによると、「打球速度107マイル(約172.2キロ)、425フィート(約129.5メートル)、打球角度30度だった」という。
だが、スーパースターの本領発揮はここからだった。5点リードで迎えた4回、先頭のミッキー・モニアックが二塁打。1アウト後、3打席目に立った大谷はフルカウントで迎えた6球目のフォーシームを豪快にライトスタンド中段に放り込んだ。
「カキーン」という音とともに打った瞬間スタンドインを確信した背番号17は、ゆっくりとダイヤモンドを1周し、ベンチでこの試合2度目の黄金兜を被らせてもらい、チームメイトと笑顔でハイタッチを交わした。
『MLB.com』が発表した2本目の計測値は、打球速度111.8マイル(約179・9キロ)、飛距離478フィート(約145.7メートル)と一時表示されたが、そのあと飛距離は459フィート(約139.9メートル)に訂正。打球角度は30度。ずば抜けたスタッツを叩き出した超特大弾だった。
この数値に、現地記者も驚きを隠せない。まず、米メディア『The Athletic』のエンジェルス番を務めるサム・ブラム氏は「ショウヘイ・オオタニのキャリアでも最長飛距離のホームランになったのでは?」と熱狂した。
同じくエンジェルス番記者で、地元スポーツメディア『The Sporting Tribune』に寄稿しているテイラー・ブレイク・ウォード氏は「ショウヘイ・オオタニが、またホームランだ!2日間で3本目、今季15号だ」と止まらない打棒に脱帽する。同氏は加えて、「オオタニにとって、これが13度目のマルチホームランとなった。2本目の本塁打は、459フィートと大暴れだった」と感服した。
2本目のホームランは、ホワイトソックスファンからも惜しみない拍手が送られた。敵味方関係なくスタンディングオベーションを受けるのは、やはりスーパースターたる証である。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】敵地も騒然!大谷翔平が2打席連発!!
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ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、シカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。3回に14号、直後の4回にも15号をスタンドに放り込む連続2ランで、今季初の2打席連発の離れ業をやってのけた。
圧巻の一発は、2対1で迎えた3回表だった。1死一塁から初球93.8マイル(約150.9キロ)のシンカーを大谷は完璧にスイング。センターバックスクリーンに飛び込む2試合連続弾に球場はドッと沸いた。
大谷の今季14本目のホームランは、MLB公式サイト『MLB.com』も即反応した。同サイトによると、「打球速度107マイル(約172.2キロ)、425フィート(約129.5メートル)、打球角度30度だった」という。
だが、スーパースターの本領発揮はここからだった。5点リードで迎えた4回、先頭のミッキー・モニアックが二塁打。1アウト後、3打席目に立った大谷はフルカウントで迎えた6球目のフォーシームを豪快にライトスタンド中段に放り込んだ。
「カキーン」という音とともに打った瞬間スタンドインを確信した背番号17は、ゆっくりとダイヤモンドを1周し、ベンチでこの試合2度目の黄金兜を被らせてもらい、チームメイトと笑顔でハイタッチを交わした。
『MLB.com』が発表した2本目の計測値は、打球速度111.8マイル(約179・9キロ)、飛距離478フィート(約145.7メートル)と一時表示されたが、そのあと飛距離は459フィート(約139.9メートル)に訂正。打球角度は30度。ずば抜けたスタッツを叩き出した超特大弾だった。
この数値に、現地記者も驚きを隠せない。まず、米メディア『The Athletic』のエンジェルス番を務めるサム・ブラム氏は「ショウヘイ・オオタニのキャリアでも最長飛距離のホームランになったのでは?」と熱狂した。
同じくエンジェルス番記者で、地元スポーツメディア『The Sporting Tribune』に寄稿しているテイラー・ブレイク・ウォード氏は「ショウヘイ・オオタニが、またホームランだ!2日間で3本目、今季15号だ」と止まらない打棒に脱帽する。同氏は加えて、「オオタニにとって、これが13度目のマルチホームランとなった。2本目の本塁打は、459フィートと大暴れだった」と感服した。
2本目のホームランは、ホワイトソックスファンからも惜しみない拍手が送られた。敵味方関係なくスタンディングオベーションを受けるのは、やはりスーパースターたる証である。
構成●THE DIGEST編集部
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