ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間6月10日、本拠地でシアトル・マリナーズと対戦し、2対6で敗れて6連勝を逃した。大谷翔平は「2番・指名打者」としてスタメン出場。第2打席で今季18号となる2ランホームランを右翼スタンドに叩き込んだが、エンジェルスは大谷が記録した2得点のみに終わった。
このゲーム、エンジェルスはメンバーの顔ぶれが一部変更されていた。前日、最速170キロを誇る右腕ベン・ジョイスが右手に違和感を訴えて降板。そのまま故障者リスト入りし、同投手に替わってヘラルド・レイエスが今季初めてメジャーに昇格した。また、「産休制度」で欠場していたハンター・レンフローが復帰し、24歳のジョー・アデルが今月7日の初昇格からわずか3日で、ふたたびマイナー行きとなった。
ジョイス、アデルともに短期間でトップの舞台に別れを告げる形となり、ファンからは嘆きの声が少なくない。一方で地元メディアは、少ない出場機会ながら強烈な印象を残した両選手にスポットを当てている。
ジョイスは5月29日にメジャー初昇格、初登板を果たすと、100マイル(約160キロ)を超える速球を連発。1勝1ホールドを挙げるなど、力強いマウンド姿を見せた。かたやアデルは、6月8日のシカゴ・カブス戦1試合のみの出場となったが、最初の打席で打球速度が今シーズン最速となる豪快な本塁打を放った。
さらなる活躍に期待が寄せられていた若手プレーヤー2名がチームを離れるニュースに、エンジェルス専門メディア『Halos Today』が反応。同メディアは「エンジェルスのフロントオフィスは、いくつかの大きな決断を迫られた。まず、ベン・ジョイスが負傷で欠場したため、ブルペンに空きができた。彼は金曜に右手の違和感を覚えたため、降板しなければならなかった」と伝え、22歳右腕のアクシデントを振り返った。
そのうえで、「ジョイスは最近メジャーに呼ばれたばかりで、リズムを掴み始めていたところで、この離脱は非常に残念なことだ。球団は迅速に手を打つ必要があると考え、土曜日のラインナップにヘラルド・レイエスを加えた」と前日からの経緯を説明している。
また、アデルについても「数日前、エンジェルスでの最初の打席でホームランを記録し、2023年のキャリアを衝撃的にスタートした。しかし、レンフローが戦列復帰することになり、彼のロッカーはクラブハウスから撤去された」と、メジャー・リーグの厳しいサバイバルを指摘する。
わずかな期間ながらも、強烈なインパクトを残したジョイスとアデル。両選手とも、ふたたびメジャーでプレーするチャンスが訪れることを願うばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】2戦連発!!大谷翔平の18号2ラン
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ジョイス、アデルともに短期間でトップの舞台に別れを告げる形となり、ファンからは嘆きの声が少なくない。一方で地元メディアは、少ない出場機会ながら強烈な印象を残した両選手にスポットを当てている。
ジョイスは5月29日にメジャー初昇格、初登板を果たすと、100マイル(約160キロ)を超える速球を連発。1勝1ホールドを挙げるなど、力強いマウンド姿を見せた。かたやアデルは、6月8日のシカゴ・カブス戦1試合のみの出場となったが、最初の打席で打球速度が今シーズン最速となる豪快な本塁打を放った。
さらなる活躍に期待が寄せられていた若手プレーヤー2名がチームを離れるニュースに、エンジェルス専門メディア『Halos Today』が反応。同メディアは「エンジェルスのフロントオフィスは、いくつかの大きな決断を迫られた。まず、ベン・ジョイスが負傷で欠場したため、ブルペンに空きができた。彼は金曜に右手の違和感を覚えたため、降板しなければならなかった」と伝え、22歳右腕のアクシデントを振り返った。
そのうえで、「ジョイスは最近メジャーに呼ばれたばかりで、リズムを掴み始めていたところで、この離脱は非常に残念なことだ。球団は迅速に手を打つ必要があると考え、土曜日のラインナップにヘラルド・レイエスを加えた」と前日からの経緯を説明している。
また、アデルについても「数日前、エンジェルスでの最初の打席でホームランを記録し、2023年のキャリアを衝撃的にスタートした。しかし、レンフローが戦列復帰することになり、彼のロッカーはクラブハウスから撤去された」と、メジャー・リーグの厳しいサバイバルを指摘する。
わずかな期間ながらも、強烈なインパクトを残したジョイスとアデル。両選手とも、ふたたびメジャーでプレーするチャンスが訪れることを願うばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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