”令和の怪物”が叩き出した球速に球場がどよめいた。
プロ野球のセ・パ交流戦は11日、ロッテ対広島がZOZOマリンスタジアムで行なわれ、ロッテ先発の佐々木朗希がプロ入り最多109球の力投で今季5勝目を挙げた。
4回まで1本もヒットを許さない完全投球を続けていた佐々木。5回、先頭打者に中安打を打たれると、四球などで2死満塁のピンチを招いた。
9番の羽月隆太郎に対し、21歳はギアをもう一段階上げると、160キロ超を連発。4球目をファウルされると、電光掲示板は球速165キロを計測。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に並ぶNPB日本人最速記録をマークし、それを見たファンからは思わず「おお~」と声が漏れた。佐々木は羽月の粘りに遭い、9球目のストレートを弾き返されてタイムリーを浴びるが、なんとか2点でしのいだ。
4点リードの6回にも2死一、二塁で広島打線につかまるも、田中広輔を見逃し三振に仕留める。続投を志願した7回は10個目の三振を奪うなど、ゼロに抑えて5安打1四球2失点でマウンドを降りた。終盤に1点差にまで迫られたが、最後は守護神・益田直也が踏ん張り、ロッテが6対5で2連勝を飾っている。
進化が止まらない21歳の剛球を目の当たりにした米記者は驚愕の声を上げる。日本のプロ野球に精通している米野球ライターのジェイソン・コスクリー氏は「ロウキ・ササキが球速165キロを記録し、ショウヘイ・オオタニに並ぶ日本人投手の最速記録を達成した。しかも彼は、これが初めてではない!」と綴り、今年4月28日のオリックス戦以来となる球速に目を丸くした。
米紙『Los Angeles Times』に記事を寄稿しているディラン・ヘルナンデス記者も大きな衝撃を受けたようだ。同氏は「ササキが今日、102.5マイルの球を投げ、オオタニの持つ日本人投手のNPB最速記録に並んだ」と思わずツイッターに投稿。そのあと、「今季2回目だったようです」と付け加えた。
本拠地で5勝目を挙げた佐々木はヒーローインタビューで「自分で点差を縮めてしまったので、長いイニングを投げたいと思って投げました」と説明。ファンから大きな声援を受けると、満面の笑みを見せて応えた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】佐々木朗希が大谷に並ぶ日本人最速165キロ!!
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プロ野球のセ・パ交流戦は11日、ロッテ対広島がZOZOマリンスタジアムで行なわれ、ロッテ先発の佐々木朗希がプロ入り最多109球の力投で今季5勝目を挙げた。
4回まで1本もヒットを許さない完全投球を続けていた佐々木。5回、先頭打者に中安打を打たれると、四球などで2死満塁のピンチを招いた。
9番の羽月隆太郎に対し、21歳はギアをもう一段階上げると、160キロ超を連発。4球目をファウルされると、電光掲示板は球速165キロを計測。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に並ぶNPB日本人最速記録をマークし、それを見たファンからは思わず「おお~」と声が漏れた。佐々木は羽月の粘りに遭い、9球目のストレートを弾き返されてタイムリーを浴びるが、なんとか2点でしのいだ。
4点リードの6回にも2死一、二塁で広島打線につかまるも、田中広輔を見逃し三振に仕留める。続投を志願した7回は10個目の三振を奪うなど、ゼロに抑えて5安打1四球2失点でマウンドを降りた。終盤に1点差にまで迫られたが、最後は守護神・益田直也が踏ん張り、ロッテが6対5で2連勝を飾っている。
進化が止まらない21歳の剛球を目の当たりにした米記者は驚愕の声を上げる。日本のプロ野球に精通している米野球ライターのジェイソン・コスクリー氏は「ロウキ・ササキが球速165キロを記録し、ショウヘイ・オオタニに並ぶ日本人投手の最速記録を達成した。しかも彼は、これが初めてではない!」と綴り、今年4月28日のオリックス戦以来となる球速に目を丸くした。
米紙『Los Angeles Times』に記事を寄稿しているディラン・ヘルナンデス記者も大きな衝撃を受けたようだ。同氏は「ササキが今日、102.5マイルの球を投げ、オオタニの持つ日本人投手のNPB最速記録に並んだ」と思わずツイッターに投稿。そのあと、「今季2回目だったようです」と付け加えた。
本拠地で5勝目を挙げた佐々木はヒーローインタビューで「自分で点差を縮めてしまったので、長いイニングを投げたいと思って投げました」と説明。ファンから大きな声援を受けると、満面の笑みを見せて応えた。
構成●THE DIGEST編集部
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