現地6月14日、エンジェルスの大谷翔平は敵地レンジャーズ戦に2番・DHでスタメン出場。4打数2安打1四球で連続試合安打を11に伸ばし、9回には21号の2ランホームランを叩き込むも、チームは3対6で敗れた。
レンジャーズの先発は、2021年途中までエンジェルスに在籍していたアンドリュ・ヒーニー。旧知の相手から大谷は第1打席に四球をもぎ取ると、第2打席での三振をはさんで、4回にはフルカウントから低めの4シームを叩いてレフト前へ巧みな流し打ち。これで11試合連続安打とした。この直後、ヒーニーは早々に降板を余儀なくされる。
だが、ここから小刻みな継投に入ったレンジャーズのリリーフ陣を、エンジェルス打線は打ちあぐねた。5回、6回といずれも三者凡退に終わり、大谷も7回の第4打席は平凡なセカンドゴロに終わる。一方のレンジャーズも決め手を欠いて6回までは1対1の状況が続いたが、7回にマーカス・セミエンとコリー・シーガーの両主砲に連続本塁打を被弾して、エンジェルスは追い詰められた。
そして、点差をさらに広げられた土壇場の9回1死二塁で、大谷に5打席目が回ってくる。2球目、真ん中に入ってきた4シームを強振。打った瞬間ホームランと分かる当たりに、大谷からは華麗なバットフリップも飛び出し、直後に打球はバックスクリーン左横の二階席へズドン。3点差に迫る138メートルの2ランで反撃の狼煙を上げたかに思えたが後続が続かず、エンジェルスは3対6で敗れた。
明日の同カードでは、大谷の今季14度目の先発が予定されている。
構成●SLUGGER編集部
【動画】かっこよすぎるバットフリップ!大谷、リーグトップ独走の21号!
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だが、ここから小刻みな継投に入ったレンジャーズのリリーフ陣を、エンジェルス打線は打ちあぐねた。5回、6回といずれも三者凡退に終わり、大谷も7回の第4打席は平凡なセカンドゴロに終わる。一方のレンジャーズも決め手を欠いて6回までは1対1の状況が続いたが、7回にマーカス・セミエンとコリー・シーガーの両主砲に連続本塁打を被弾して、エンジェルスは追い詰められた。
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