ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地16日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に二塁打を放つなど、3打数1安打で連続試合安打を「13」に伸ばし、チームの2連勝に貢献した。
ア・リーグ西地区首位を走るテキサス・レンジャーズとの4連戦では12打数7安打8打点、4本塁打と大当たりだった大谷。この日も二刀流のバットが冴えた。初回1死走者なしで3球目を捉えると、レフト線へツーベース。大谷の出塁をきっかけに、エンジェルスが早くも先制点を奪った。
3回1死二塁の第2打席は四球、5回の第3打席は二ゴロに倒れた大谷。2点リードの7回1死二塁で迎えた4度目の打席は、この日2個目の四球を選びチャンスメイク。9回、先頭打者での第5打席は見逃し三振に倒れた。
この日は打点がつかなかったが、打率は3割台をキープ。OPSは1.006とハイスタッツをマークしており、とりわけ6月に入ってからの大谷は、57打数24安打、打率.421、7本塁打、16打点と猛打を振るっている。
チームは先発パトリック・サンドバルが7回4安打、6奪三振、無失点の好投を見せ3対0で完勝。同投手は5月2日以来の白星(今季4勝目)を掴んだ。
両チームの勢いがそのまま出た形となった今ゲーム。ア・リーグ中地区最下位に沈むロイヤルズの地元メディアは嘆きが止まらないようだ。
同チームの地元紙『THE Kansas City Star』は「試合前、エンジェルスは過去10試合で8勝しており、MVPプレーヤーのショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトが揃っているラインアップは、まさに豪華だ」と両チームの戦力差を比較。先発右腕ブレイディ・シンガーの奮闘及ばず、打線も力なくエンジェルスに完封負けを喫し、ついに10連敗を記録した地元チームを批判。「ロイヤルズは、MLB史上最悪のレギュラーシーズン成績をまたひとつ記録した」と伝えている。
敵将のマット・クアトラーロ監督は、わずか4安打に抑えられた相手左腕に賛辞を送っている。同監督は「サンドバルは、本当に質の高いメジャーリーグの投手だ」と語り、「我々は全体的に多くのチャンスを持っていなかった。エンジェルスは、6回と7回に追加点を挙げた。ブランドン・デュルーリーは2打点で重要な得点を叩き出した」とエンジェルスの二枚看板以外のプレーヤーの活躍に目を見張った。
3得点とはいえ、9安打でロイヤルズを圧倒したエンジェルス。今シーズン40勝目を飾り、貯金は今季最多の「8」とした。また、この日は同地区首位レンジャーズが敗れたため3.5ゲーム差に縮まり、2位ヒューストン・アストロズも負けてゲーム差はついになくなり、射程圏内に捉えた。
構成●THE DIGEST編集部
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3回1死二塁の第2打席は四球、5回の第3打席は二ゴロに倒れた大谷。2点リードの7回1死二塁で迎えた4度目の打席は、この日2個目の四球を選びチャンスメイク。9回、先頭打者での第5打席は見逃し三振に倒れた。
この日は打点がつかなかったが、打率は3割台をキープ。OPSは1.006とハイスタッツをマークしており、とりわけ6月に入ってからの大谷は、57打数24安打、打率.421、7本塁打、16打点と猛打を振るっている。
チームは先発パトリック・サンドバルが7回4安打、6奪三振、無失点の好投を見せ3対0で完勝。同投手は5月2日以来の白星(今季4勝目)を掴んだ。
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敵将のマット・クアトラーロ監督は、わずか4安打に抑えられた相手左腕に賛辞を送っている。同監督は「サンドバルは、本当に質の高いメジャーリーグの投手だ」と語り、「我々は全体的に多くのチャンスを持っていなかった。エンジェルスは、6回と7回に追加点を挙げた。ブランドン・デュルーリーは2打点で重要な得点を叩き出した」とエンジェルスの二枚看板以外のプレーヤーの活躍に目を見張った。
3得点とはいえ、9安打でロイヤルズを圧倒したエンジェルス。今シーズン40勝目を飾り、貯金は今季最多の「8」とした。また、この日は同地区首位レンジャーズが敗れたため3.5ゲーム差に縮まり、2位ヒューストン・アストロズも負けてゲーム差はついになくなり、射程圏内に捉えた。
構成●THE DIGEST編集部
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