試合をひっくり返す一発でチームを勝利へ導いた。
現地6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。大谷翔平は5回表にア・リーグ本塁打ランクトップを独走する24号2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。打点も「58」まで伸ばし、リーグ単独1位となっている。
メジャー通算224勝のザック・グレインキーから完璧な一発を放ってみせた。1点ビハインドの5回無死二塁、大谷はフルカウントからのカーブを引っ張ると、弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線に飛び込んだ。打球速度117.1マイル(約188.5キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)、角度22度の逆転2ラン。直後にはマイク・トラウトの15号ソロが飛び出し、通算28度目の“トラウタニ弾”で、エンジェルスが一気にペースを掴んだ。
前日の試合では、メジャー通算150号となる両リーグ単独トップの23号ソロを中越えに放った。投手のみ出場を除く637試合目での150号は、球団史上最速でメジャー史上3番目のスピード達成だ。そして、この日の24号も球団史に名を残す一発であったことを多くの現地メディアが伝えている。
『ESPN Stats&Info』は「大谷翔平は6月までにエンジェルスの選手としては歴代2位となる24HRを記録。今月はまだ10試合残っている」と球団史上2番目のペースでホームランを量産していることを紹介すると、「それ以上打っている唯一のプレーヤーは? 彼自身、2021年(28本)」と綴り、大谷自身が最多本数を記録していると伝えている。
また、エンジェルス球団広報部長のマット・バーチ氏は大谷とトラウトの“トラウタニ弾”に触れ、28本目のアベック弾は、ティム・サーモンとギャレット・アンダーソンに並び、「エンジェルス史上2番目に多いデュオだ」と紹介。最多アベック弾はトラウトと球団レジェンドのアルバート・プホールスの48本だとしている。
18日のロイヤルズ戦終了時点で、大谷はホームラン、打点のほか、OPS(出塁率+長打率)、長打率、塁打数などでトップ。『Codify Baseball』はこれらの項目を挙げつつ、「おそらく、その他の点でもメジャーリーグのトップに立っている」と綴り、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は前述の項目のほか、投手としての「被打率」も1位だとしている。
勢いが止まらない大谷の打棒。『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア氏は「まさに凶悪なスイングだ」と形容したが、記録の面でも見てもその見解は間違いなさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】メジャー224勝投手から放った弾丸ライナーの24号!
【動画】大谷が兜かぶせ役! トラウト15号で通算28度目の“トラウタニ弾”
【画像】日々更新! 大谷翔平が2023シーズンで魅せる喜怒哀楽の厳選ショット集!
現地6月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。大谷翔平は5回表にア・リーグ本塁打ランクトップを独走する24号2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。打点も「58」まで伸ばし、リーグ単独1位となっている。
メジャー通算224勝のザック・グレインキーから完璧な一発を放ってみせた。1点ビハインドの5回無死二塁、大谷はフルカウントからのカーブを引っ張ると、弾丸ライナーが右中間スタンドへ一直線に飛び込んだ。打球速度117.1マイル(約188.5キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)、角度22度の逆転2ラン。直後にはマイク・トラウトの15号ソロが飛び出し、通算28度目の“トラウタニ弾”で、エンジェルスが一気にペースを掴んだ。
前日の試合では、メジャー通算150号となる両リーグ単独トップの23号ソロを中越えに放った。投手のみ出場を除く637試合目での150号は、球団史上最速でメジャー史上3番目のスピード達成だ。そして、この日の24号も球団史に名を残す一発であったことを多くの現地メディアが伝えている。
『ESPN Stats&Info』は「大谷翔平は6月までにエンジェルスの選手としては歴代2位となる24HRを記録。今月はまだ10試合残っている」と球団史上2番目のペースでホームランを量産していることを紹介すると、「それ以上打っている唯一のプレーヤーは? 彼自身、2021年(28本)」と綴り、大谷自身が最多本数を記録していると伝えている。
また、エンジェルス球団広報部長のマット・バーチ氏は大谷とトラウトの“トラウタニ弾”に触れ、28本目のアベック弾は、ティム・サーモンとギャレット・アンダーソンに並び、「エンジェルス史上2番目に多いデュオだ」と紹介。最多アベック弾はトラウトと球団レジェンドのアルバート・プホールスの48本だとしている。
18日のロイヤルズ戦終了時点で、大谷はホームラン、打点のほか、OPS(出塁率+長打率)、長打率、塁打数などでトップ。『Codify Baseball』はこれらの項目を挙げつつ、「おそらく、その他の点でもメジャーリーグのトップに立っている」と綴り、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は前述の項目のほか、投手としての「被打率」も1位だとしている。
勢いが止まらない大谷の打棒。『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア氏は「まさに凶悪なスイングだ」と形容したが、記録の面でも見てもその見解は間違いなさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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