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「あいつからでっかいのを打ってやろうと思っていた」トラウトがWBCでの大谷との“世紀の対決”を総括!敗因についても言及<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.06.22

アメリカ代表のキャプテンとしてチームを牽引したトラウト。次回大会の出場にも意欲を示している。(C)Getty Images

アメリカ代表のキャプテンとしてチームを牽引したトラウト。次回大会の出場にも意欲を示している。(C)Getty Images

 あの名勝負からもう3ヵ月が経とうとしているが、ファンの脳裏にも今も2人が対峙する姿が焼きついているに違いない。

 エンジェルス対ドジャースの“フリーウェイ・シリーズ”に先駆け、マイク・トラウト(エンジェルス)がムーキー・ベッツ(ドジャース)のトーク番組に出演。WBC決勝での大谷翔平との直接対決について語った。

 トラウトによれば、大谷との対決を意識したのは8回から。それまでは、ライブBPでも対戦したことはなかったという。日本が3対2でリードした9回表に登板した大谷は、先頭のジェフ・マクニールに四球を与えたものの、続くベッツを打ち取ってトラウトとの“頂上対決”を迎える。

 打席に入ったトラウトはずばりホームランを狙っていたという。

「あいつからでっかいのを打ってやろうと思っていた」
 ただ、トラウトは「それが失敗だったかもしれない」とも語った。「自分の普段のアプローチではなくなってしまった」からだ。トラウトいわく、それまでホームランを狙って打席に入ったのは2013年にサイクルヒットを記録した時だけだという。

 トラウトはさらに大谷がカウント1-0から投じたど真ん中の100マイルの4シームを空振りしたことについて「あの球を打っておくべきだった」と“敗因”を述べている。

 周知のように、最後はフルカウントからのスイーパーで三振に倒れたトラウト。それ以降、大谷とは直接対決の話はしていないという。それも、お互いにお互いを認め合う2人のリスペクトの形なのかもしれない。


構成●SLUGGER編集部
 
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