ロサンゼルス・エンジェルスは現地6月24日、敵地でコロラド・ロッキーズと対戦。大谷翔平は「２番・指名打者」で先発出場し、第３打席に右安打を打ち、今季60打点を記録した。

　前日は終盤に痛恨の逆転負けを食らったエンジェルス。この日は打線が序盤から大爆発した。

　２回に、３Aから再昇格したばかりのデビッド・フレッチャーのタイムリー安打で２点を先取。３回は先頭打者のマイク・トラウトがロッキーズ先発チェース・アンダーソンの速球を振り抜き、バックスクリーンへ一直線。２戦連発となる17号ソロホームランで追加点を挙げる。

　だが、これで終わらない。興奮も束の間、４番ブランドン・デュルーリーが初球のカットボールを左中間に運ぶ13号ソロ、さらに５番マット・タイスも初球を右翼席に放り込む４号ソロ。なんと３者連続ホームランの離れ業をやってのけ、マウンド上のアンダーソンは茫然自失といった表情だった。
  　ベンチは大盛り上がりで、兜セレブレーションも大忙し。ど派手な花火３連発をエンジェルス公式ツイッターは即投稿。「連続爆弾だ！」と綴り、実況も「カブトタイム！」「Wow！信じられない！」と叫び、興奮を抑えられなかった。さらに、MLB公式ツイッターも反応。「エンジェルスが３本塁打だ！」と衝撃を受けている。

　相手右腕をノックアウトしたエンジェルス打線の勢いは止まらず、さらに得点を重ね、ミッキー・モニアックにも一発が飛び出すなど、一挙13得点を奪う猛攻を見せた。

　４回表もエンジェルスは大量得点を叩き出し、なんと８得点。４回を終わり21安打、23対0で大量リードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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