現地時間６月27日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「２番・DH兼投手」でスタメン出場。打っては27号ソロ、28号ソロを放つなど、３打数３安打２打点をマーク。投げては６回1/3（102球）で、４被安打、１失点、10奪三振と好投し、今季７勝目を挙げた。
【動画】リアル二刀流で“自身初の１戦２発”！大谷翔平が放った27号＆28号をチェック

　０対０と同点で迎えた１回１死の第１打席、相手先発右腕マイケル・コーペックと対峙した背番号17は、カウント２-１からの４球目、95マイル（152.9キロ）のフォーシームを捉え、右翼スタンドに運んだ。打球速度110.8マイル（約178.3キロ）、打球角度35度、飛距離418フィート（約127.4メートル）の特大27号ソロだった。

　それだけでは終わらない。２対１と１点リードで迎えた７回１死の第４打席、相手２番手右腕トゥーキー・トゥーサンがカウント１-１から投じた３球目、88.1マイル（141.8キロ）のスプリットをジャストミート。打球は左中間に飛び込む28号ソロとなった。

　登板した試合で１戦２発は自身初だ。その豪快なホームランをMLBの公式ツイッターが動画で紹介すると、米ファンからは「信じられないよ」「本当に同じ人間なのか」「彼にできないことってあるの？」「こんな選手は今まで見たことない」「最高のパフォーマンス」「非常に素晴らしい」といった賛辞が続々と寄せられた。
  　ア・リーグ本塁打ランキングでは首位を独走する大谷。２位につけるルイス・ロバートJr.（ホワイトソックス）との差を６本に広げた。

構成●THE DIGEST編集部

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