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「ムーンショットで本塁打キング独走!」昨季ジャッジに迫る58発ペースの大谷翔平に米驚嘆!!7月初アーチの弾道に熱視線「最恐打者を証明した」

THE DIGEST編集部

2023.07.03

大谷は8回に追加点となる31号ソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。(C)Getty Images

大谷は8回に追加点となる31号ソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地7月2日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦した。大谷翔平は「3番・指名打者」でスタメンに名を連ねると、第4打席に今季31号アーチを右翼席に叩き込み、チームの勝利に貢献した。

 6月は計15本塁打を放った大谷。絶好調で迎えた7月も、類まれな打棒の勢いは止まらなかった。

 8回2死、相手2番手が投じたスライダーを完璧に弾き返すと、打球はライトスタンド中段に吸い込まれた。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)、打球角度28度、飛距離454フィート(約138.4メートル)を計測。衝撃の一振りを目撃したファンは大歓声で二刀流を激賞した。

 待望の7月初アーチは、ア・リーグ本塁打争いで2位のルイス・ロバートJr.(シカゴ・ホワイトソックス)に7本差をつける貴重な追加点。トップを独走し、このままのペースでいくと、シーズン58発に到達。昨季リーグ本塁打王(62本)に輝いたアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に迫るほどの量産態勢だ。
 
 異次元の活躍に、現地メディアも驚きを隠せない。米スポーツサイト『Sports Illustrated』のニック・セルべ記者は、大谷の特大弾にフォーカスしたトピックを配信した。

 記事内では、「ショウヘイ・オオタニが、またしてもムーンショットでMLB本塁打キングを独走する」と綴り、驚愕の打球音を響かせて柵越えしたと説明。「3打席目までのほとんどの時間、エンジェルスの二刀流スターは人間らしく見えた。しかし、その後はMLB本塁打王の実力を、オオタニがこのゲームで最も恐れられる打者だという理由を見事に証明した」と記し、8回裏の一撃を振り返った。

 同記者は続けて、「もし454フィートのホームランがありふれたものに見えるとしたら、それはオオタニだけだろう。2日前に、彼はなんと493フィート(約150.2メートル)のボールを軌道に打ち上げたんだ」と指摘。カード初戦に放った大飛球にも触れたうえで、「新しい月が始まってわずか2日。彼は7月も充実したシーズンを送ることになりそうだ」と断言。6月、「打撃三冠」を果たした異才の勢いは、まだ続くとセルべ記者は推測した。

 現実離れした驚異的ペースでホームランを量産する大谷。現地11日に開催されるオールスター・ゲーム(シアトル)まで、残りあと5試合。稀代の二刀流は、一体どこまで数字を伸ばすのだろうか。背番号17には米識者らの熱い視線が注がれている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が右翼席へ特大31号!!

【動画】大谷翔平の豪快31号弾!!(長尺Ver)

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