MLB

「落差がエグい」「衝撃的」お化けフォークの威力に米脱帽!メッツ千賀滉大の8回12Kの快投に賛辞続々

THE DIGEST編集部

2023.07.07

今季7勝目を挙げた千賀。どこまで勝ち星を伸ばせるだろうか。(C) Getty Images

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大が現地7月5日、敵地チェイス・フィールドでのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発し、移籍後最長となる8回を投げ12奪三振、1失点の好投で今季7勝目を挙げた。チームは2-1で逆転勝ちを収めている。
 
 千賀は最速99マイル(159.4キロ)のストレートとキレのあるカットボール、そして伝家の宝刀「お化けフォーク」を武器に相手打線を翻弄。7回に痛恨のソロアーチを浴びるも、味方打線が9回2死から見事な逆転劇を見せ、7勝目を掴んだ。

 千賀の快投には、多くの現地記者、アナリストから賛辞が寄せられている。"ピッチング・ニンジャ"の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、千賀の"ゴーストフォーク"にフォーカスし、映像を添えて投稿を繰り返し、「エグい」「これは汚い」と脱帽。また、大谷翔平をこよなく愛する『FOX Sports』のMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏も「なんて試合だ。今夜の千賀は衝撃的だった」と8回12Kのピッチングを絶賛した。さらに、米データ分析会社『Codify Baseball』も「千賀投手がゴーストフォークで空振り三振を10個奪ったのは、MLBキャリアで2回目だ」と決め球の威力について言及している。

 またMLB公式ツイッターも「シーズンの最も充実したスタートで、千賀滉大は圧巻のパフォーマンスを披露した」と綴れば、歓喜に沸くファンからは「凄い投球だった」「まさに快投だった」「最後の最後に勝ちがついてよかった」「フォークの落差がエグい」「マスタークラスの投手だ」などとコメントが寄せられた。

 奪三振率では11.34とナ・リーグ3位のスタッツをマーク。ウイニングショットの「お化けフォーク」を武器に、千賀の勢いはまだまだ止まりそうにない。

構成●THE DIGEST編集部
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