仲間のミス後に何度も“Fワード”を叫んだことで大きな話題となったトレバー・バウアー(DeNA)。なぜ怒りが頂点に達したのか、助っ人右腕が自身のYouTubeで明かした。
事の発端は7月1日の中日戦、2点ビハインドの6回2死一、二塁の場面だ。岡林勇希(中日)が放った打球が中前に抜けそうになるのを二塁手の牧秀悟が捕球。一塁でアウトを取れないと見た牧は、一走の龍空がオーバーランしたのを見て、挟殺プレーを試みた。
龍空が三塁へ走ると、前のランナー石橋康太はやむを得ずホームベースに向かった。ここで牧は捕手の伊藤光にパス。その間、石橋は三塁に戻り、龍空も二塁に帰塁。伊藤はどこにも投げられないまま、オールセーフとなり激高。
満塁となった続く局面で、バウアーは高橋周平を投ゴロに打ちとった。一塁へトスするかと思いきや、猛ダッシュで自ら一塁ベースを踏んだのだ。降板時にバウアーは、何度も放送禁止用語を口にした。
仲間のミスを許せなかったとも噂されたバウアーは、YouTubeで「僕がチームメイトに腹を立てていると周りの人は言うかもしれない。でもそれは違う」と改めて否定した。そして「僕は優勝するためにここにいるんだ。そのために契約した」と熱意を伝え、「優勝チームの一員だったから、勝つために何が必要か分かっている。優勝を逃すこともしかりだ」とコメントした。
そして「あの6回は優勝する野球ではなかった。簡単にアウトに出来るはずだった。怒鳴ったのは特定の選手に対してではない。チームメイトではなく、その状況に腹を立てたのだ」と説明する。
元サイ・ヤング賞投手は6日のヤクルト戦でも中4日で登板すると、被安打4、2失点で完投。今季6勝目を挙げている。
構成●THE DIGEST編集部
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龍空が三塁へ走ると、前のランナー石橋康太はやむを得ずホームベースに向かった。ここで牧は捕手の伊藤光にパス。その間、石橋は三塁に戻り、龍空も二塁に帰塁。伊藤はどこにも投げられないまま、オールセーフとなり激高。
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仲間のミスを許せなかったとも噂されたバウアーは、YouTubeで「僕がチームメイトに腹を立てていると周りの人は言うかもしれない。でもそれは違う」と改めて否定した。そして「僕は優勝するためにここにいるんだ。そのために契約した」と熱意を伝え、「優勝チームの一員だったから、勝つために何が必要か分かっている。優勝を逃すこともしかりだ」とコメントした。
そして「あの6回は優勝する野球ではなかった。簡単にアウトに出来るはずだった。怒鳴ったのは特定の選手に対してではない。チームメイトではなく、その状況に腹を立てたのだ」と説明する。
元サイ・ヤング賞投手は6日のヤクルト戦でも中4日で登板すると、被安打4、2失点で完投。今季6勝目を挙げている。
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