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高校野球

「涼しいエアコンの中で観戦してる方には分からない」原晋監督が高校野球の“試合開始時間”に苦言!「誰が望んでいるんでしょうか!?」

THE DIGEST編集部

2023.07.30

原晋監督も高校球児の身体を心配しているようだ。写真:JMPA

原晋監督も高校球児の身体を心配しているようだ。写真:JMPA

 青山学院大学陸上競技部長距離の原晋監督が、炎天下で行なわれる高校野球の試合開始時間に異議を唱えた。

 7月27日、全国大会への切符を懸けた石川県決勝、遊学館と星稜が対峙した試合で、同県の馳浩知事が試合開始時間に対して「決勝戦の時間帯はおかしいと思います。全国における(厳しい)気象条件のなかで昼の12時30分のプレーボールというのは、私は健康の観点から配慮があっても良いという意味でおかしいと思います」と意見を述べた。

 その2日後の29日、馳知事のコメントを目にした原監督は自身のX(旧Twitter)で「まさにそう思いますね! 選手、審判、応援団、ファン、灼熱の太陽の中誰がこの時間帯にプレーボールする事を望んでいるんでしょうかね!?」と知事に同意したうえで、「涼しいエアコンの中で観戦してる方にはわからないんでしょうね⁉︎」と苦言を呈したのだ。
 
 これにはフォロワーから「理解できない人は本当に理解できないです」「まさに仰る通り」「昭和の考えから脱却できない高野連の入替をお願いします」「甲子園を冷房の効いた札幌ドームで」「アルプススタンドも心配だ」と賛同する声が多く挙がっている。

 石川県だけでなく多くの地区でも、灼熱のグラウンドで汗を流す球児たち。来月6日に甲子園が開幕するが、安全にプレーできるように何かしらの対策を講じてほしいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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