数々の偉業を成し遂げているロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、またひとつのシーズン記録を達成するかもしれない。
【動画】ブルージェイズ戦で放った大谷の39号弾!
米スポーツメディア『The Sporting News』は7月31日、「ショウヘイ・オオタニは45年ぶりの記録を達成する勢い」という記事を配信し、「昨シーズンの本塁打王、アーロン・ジャッジも成しえなかった400塁打を成しえるかもしれない」と報じた。
塁打数とは、単打数を×1、二塁打数を×2、三塁打数を×3、本塁打数を×4とし、シーズンの安打数を合計した数字。四球や死球は考慮されない。昨シーズンのジャッジは391塁打と「400」に届かなかったが、これを今シーズンの大谷が超える可能性があるという。
現地7月30日のトロント・ブルージェイズ戦(エンジェルスが3対2で勝利)で104試合を消化した大谷の塁打数は「266」。このペースが続けばシーズン408塁打に達するとみられている。これは昨シーズンの104試合時点のジャッジよりも2つ多く、同メディアは「ジャッジが届かなかった領域に、オオタニが足を踏み入れるチャンスがある」と伝えている。
MLB塁打記録はベーブ・ルースが1921年に打ち立てた「457」。ア・リーグでは1978年にジム・ライスが406塁打を達成して以来、誰も400塁打を記録していないという。
大谷の最高塁打はMVPを獲得した2021年の318塁打で、たとえ「400」に届かなかったとしても、キャリアハイの更新が有力視されている。数々の偉業を成し遂げている大谷が、さらなる記録を達成するのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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