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「仕方ないことだ!」大谷翔平への申告敬遠に敵地でもブーイングの嵐! ブ軍指揮官が複雑な胸中を吐露「私だって彼が打つのを見たい」

THE DIGEST編集部

2023.08.01

3試合連続で申告敬遠を受けた大谷。なかなか勝負させてもらえない状態が続いている。(C) Getty Images

 対戦相手からの"強い警戒"が続いている。

 現地7月31日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地トゥルーイスト・パークで行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に「2番・指名打者」として先発出場し、3打数2安打、2四死球で3試合ぶりのマルチ安打をマーク。チームは4対1と快勝を収め、前日のトロント・ブルージェイズ戦に続く2連勝を飾った。
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 この試合で異例の光景が見られたのは、1点リードで迎えた2回2死三塁の場面だ。ブレーブスの先発右腕チャーリー・モートンと対峙した日本の偉才だが、ここで相手ベンチは申告敬遠を選択。現地29日のブルージェイズ戦から3試合連続の申告敬遠となり、敵地ながら場内には、ブーイングが起こった。

 試合後、ブレーブスの指揮を執るブライアン・スニッカー監督は、同シーンについて回顧。米メディア『The Athletic』のデビッド・オブライエン記者が投稿したツイートによると、メディア取材に応じた指揮官は、「私だって彼(大谷)が打つのを見たいし、腹が立って当然」と今回のブーイングに理解を示したという。
 
 そして「彼(大谷)が打つのを見ただろう」と続けるスニッカー監督は、「彼の打撃が怖かった」とコメント。試合序盤とはいえ警戒が解けなかった様子の敵将は、「彼は本当に優れている」と称賛したうえで、「試合のなかでは仕方ないことだ。また同じことが起きるかもしれない」と話していた。

 今季も勝負を避けられる場面が目立つ大谷。打たせてもらえないなかでもこの日は、4回の第3打席、7回の第4打席で右前打を放ち、打率を.305に上昇させている。

構成●THE DIGEST編集部

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