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「オオタニを見ることができる。それが勝者の理由だ」MLB公式が“トレード・デッドラインの勝ち組”にエンジェルス選出

THE DIGEST編集部

2023.08.02

トレード期間が終わりエンジェルスへの残留が決定した大谷。(C)Getty Images

 現地8月1日、MLB公式サイトは、「トレード・デッドラインの勝ち組7チーム」と題した特集を掲載。ヒューストン・アストロズ、タンパベイ・レイズ、シカゴ・カブス、サンディエゴ・パドレス、マイアミ・マーリンズ、ニューヨーク・メッツに加え、大谷翔平が残留したロサンゼルス・エンジェルスに高評価を与えている。

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 記事を作成したのは、ウィル・リーチ記者。トレード期間に各チームが獲得した選手を列挙し、「エンジェルスが優れているのは、CJ・クロン、ランダル・グリチック、ルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペス、ドミニク・レオンがいるからだ」と記述した。ただ、エンジェルスが上位7チームに並ぶ「本当の理由」は他にある。それは「オオタニを放出しなかった」というものだ。

 今季の大谷は、投手として20試合に登板して9勝5敗、防御率3.43、156奪三振、WHIP1.07をマークしている一方、打者としても、出場した106試合で打率.304、39本塁打、81打点、OPS1.082と躍動し、ア・リーグMVP、さらには本塁打王への期待が高まっている。
 
 リーチ記者は、「少なくともあと2か月、エンジェルスのファンは毎晩、この男をペナント争いで見ることができる」と続け、「私にはそれが勝者のように聞こえる」と記事を締めくくっていた。

 今季56勝52敗でア・リーグ西地区3位につけ、ワイルドカード3位とは現在、3ゲーム差のエンジェルス。2014年以来、9年ぶりのプレーオフ進出に向けて、負けられない戦いが続いている。はたしてシーズンは、どのような結果となるのだろうか。大谷個人のパフォーマンスを含め、チームの奮闘に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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