ニューヨーク・メッツの千賀滉大は現地8月2日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発登板した。約1か月ぶりの白星を目指すマウンドとなったが、5回2/3で11安打、3失点という内容に終わり、チームも0対4で敗れ、今季6敗目を喫した。
千賀は、またも勝ち星を掴めなかったものの、この日を含めここ最近のピッチングでは大量点を許しておらず、中盤までゲームを作っている。7月中は3度の登板で1失点に抑えるなど、内容は春先よりも安定感を増してきている印象が強い。
メッツは今回のトレード期限までにマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーの両ベテランを放出し、来季以降へ照準を絞ったとして話題となり、現在もその余波は続いている。現状、千賀がチームの勝ち頭であり、実際のパフォーマンスも踏まえ、日本人右腕の実力をこれまで以上に評価する現地メディアの声も聞こえてきている。
米スポーツサイト『Yardbarker』では現地8月2日、公式サイト上で千賀を「次のエース」と評しており、投球内容の変化にも言及している。
同メディアは「ニューヨーク・メッツは2023年シーズン、そしておそらくそれ以降のシーズンに白旗を振り、現在のロースターを解体し、ベテラン選手と現金を若手有望株と交換することを選択した。マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーは、サイ・ヤング賞を3度受賞し、MLB史上最も高額な先発投手契約を結んだが、それぞれテキサス・レンジャーズとヒューストン・アストロズにトレードされた」と今夏に繰り広げられた放出劇を振り返った。
その上で、「不振のベテランやトリプルAで奮闘する現状のローテーション投手たちの中で、センガは将来のエースとして輝いている」と背番号34のパフォーマンスを称えている。
さらに「この30歳はまた、打者を打ち取るために最近ではフォーシーム・ファストボールの使用を減らし、得意の"ゴースト・フォーク "を好んで使っている」と指摘。加えて「メッツの2023年シーズンの残りはセンガにとって、彼がMLBでローテーションの先頭に立てるかどうかを証明する機会になるだろう。これまでの結果を見る限り、チャンスはありそうだ」と見込みを述べている。
メジャー1年目にして現地メディアから、早くも「エース」と認められる存在となった千賀。さまざまなチーム事情もある中で、今後は名門球団の再建にも力を尽くすことになるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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千賀は、またも勝ち星を掴めなかったものの、この日を含めここ最近のピッチングでは大量点を許しておらず、中盤までゲームを作っている。7月中は3度の登板で1失点に抑えるなど、内容は春先よりも安定感を増してきている印象が強い。
メッツは今回のトレード期限までにマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーの両ベテランを放出し、来季以降へ照準を絞ったとして話題となり、現在もその余波は続いている。現状、千賀がチームの勝ち頭であり、実際のパフォーマンスも踏まえ、日本人右腕の実力をこれまで以上に評価する現地メディアの声も聞こえてきている。
米スポーツサイト『Yardbarker』では現地8月2日、公式サイト上で千賀を「次のエース」と評しており、投球内容の変化にも言及している。
同メディアは「ニューヨーク・メッツは2023年シーズン、そしておそらくそれ以降のシーズンに白旗を振り、現在のロースターを解体し、ベテラン選手と現金を若手有望株と交換することを選択した。マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーは、サイ・ヤング賞を3度受賞し、MLB史上最も高額な先発投手契約を結んだが、それぞれテキサス・レンジャーズとヒューストン・アストロズにトレードされた」と今夏に繰り広げられた放出劇を振り返った。
その上で、「不振のベテランやトリプルAで奮闘する現状のローテーション投手たちの中で、センガは将来のエースとして輝いている」と背番号34のパフォーマンスを称えている。
さらに「この30歳はまた、打者を打ち取るために最近ではフォーシーム・ファストボールの使用を減らし、得意の"ゴースト・フォーク "を好んで使っている」と指摘。加えて「メッツの2023年シーズンの残りはセンガにとって、彼がMLBでローテーションの先頭に立てるかどうかを証明する機会になるだろう。これまでの結果を見る限り、チャンスはありそうだ」と見込みを述べている。
メジャー1年目にして現地メディアから、早くも「エース」と認められる存在となった千賀。さまざまなチーム事情もある中で、今後は名門球団の再建にも力を尽くすことになるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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