現地７月28日、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦で藤浪晋太郎（ボルティモア・オリオールズ）は、７回に２番手で登板すると、0.2回（８球）を投げ、被安打０、与四球１、無失点と好リリーフを見せた。

【動画】１死一、二塁の場面で併殺打に打ち取る藤浪

　０対０の７回１死一塁の場面で、移籍後初めて本拠地のマウンドに上がった藤浪。１人目に四球を与え一、二塁のピンチを招いたものの、続くハリソン・ベイダーを遊併殺打に打ち取り、無失点で凌いだ。
  　29歳は見事火消しに成功すると、オリオールズの投手陣はその後スコアボードに「０」を並べた。そんな彼らを野手陣が援護。９回裏、アンソニー・サンタンデアーが右翼席へサヨナラアーチを放ち、１対０で勝利を掴み取った。

　現在63勝40敗でアメリカン・リーグ東地区首位に立つオリオールズにあって、25日のフィラデルフィア・フィリーズ戦に続き、無失点投球を見せた日本の剛腕。勢いに乗るチームの一員としてマウンドで力を誇示し、防御率も8.39にまで改善させている。

構成●THE DIGEST編集部

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