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MLB

「何もいいことがない」泥沼6連敗エンジェルスに米記者の嘆き止まらず…大きく後退したワイルドカード争いに警報「やばいぞ」

THE DIGEST編集部

2023.08.07

6連敗を喫したエンジェルス。大谷もベンチで歯がゆい思いが続く。(C)Getty Images

6連敗を喫したエンジェルス。大谷もベンチで歯がゆい思いが続く。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地8月6日、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に延長戦の末、2対3で敗れ同一カード4連敗を喫した。大谷翔平は「2番・指名打者」で先発出場。4打数1安打だったが、チームの連敗を止めることはできなかった。

 エンジェル・スタジアムにため息が漏れた。2対2で迎えたタイブレークの延長10回表にエンジェルスは1点を失うと、その裏の攻撃も相手左腕タイラー・サウセドに完璧に抑えられて終戦。アメリカン・リーグ西地区ライバルに4連戦をスイープされ、泥沼の6連敗。再び借金生活となってしまった。
 
 ワイルドカード争いから大きく後退したチームに、現地からも悲痛な声が止まないようだ。米メディア『The Athletic』でエンジェルス番記者を務めるサム・ブラム氏は、この日もエンジェルスがマリナーズに成す術なく敗れたことを伝えると、「彼らは4連戦で全敗だ。熾烈なプレーオフ争いの中で週末を迎えてから、今は何もいいことがない」と嘆いている。

 米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「エンジェルスは、これで6連敗」と言葉に力がなく、「今シーズンの成績は56勝57敗。アメリカン・リーグのワイルドカードを争うトロント・ブルージェイズとは7ゲーム差、さらにボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、シアトルも飛び越えなければならない」と現状のワイルドカード圏内の順位表を確認。エンジェルスが置かれている状況を説明したうえで、「やばいぞ」と9年ぶりのプレーオフ進出に赤信号が灯っていると警報を鳴らす。

 まさかの連敗街道にはまり、浮上の兆しが見えないエンジェルス。明日からはナショナル・リーグ西地区2位と好調なサンフランシスコ・ジャイアンツとの3連戦が始まる。反撃への糸口を見出せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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