ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地８月７日、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に２番・指名打者で先発出場。４打数２安打１盗塁の活躍を見せたが、チームは３-８で敗れた。
  　大谷は０-１で迎えた６回の第３打席で逆転の口火を切る二塁打を放ち、４試合ぶりのマルチヒットを記録。ジャイアンツ先発ローガン・ウェブのチェンジアップに上手く合わせてセンター前へ運ぶと、中堅の守備位置を確認した大谷は一塁を回ったところでさらに加速。二塁打とした。その後、CJ・クローン、ミッキー・モニアックにタイムリーが生まれ、エンジェルスが逆転。大谷の一打が逆転の呼び水となった。

　大谷は第１打席でも中安打を放ち出塁すると、今季15度目の盗塁を成功させた。大谷が持ち前の俊足でチームを牽引したが、試合はエンジェルスの１点リードで迎えた最終回に守護神のカルロス・エステベスが大乱調。４失点を喫し、後を受けたアーロン・ループも打ち込まれ、逆に５点のビハインドを負い万事休した。

　エンジェルスはこれで７連敗。56勝58敗で借金は２となり、ワイルドカード争いでますます厳しい立場に立たされている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】俊足を活かして二塁打！ 大谷翔平が逆転の口火を切る!!