第105回全国高校野球選手権記念大会の第3日は8月8日、1回戦の4試合が甲子園で行なわれた。花巻東(岩手)は宇部鴻城(山口)を4対1で下し、2回戦に進んだ。
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この日、注目の的となったのは、高校歴代最多140本塁打を誇る花巻東の怪物・佐々木麟太郎(3年)だ。「3番・一塁」でスタメン出場した背番号3は、初回から左前打を放つなど、3打数3安打1打点をマーク。第3打席では、申告敬遠で勝負を避けられるシーンもあり、さすがの存在感を発揮した。
一方で、佐々木に熱視線を送っているのは日本だけではない。米紙『Los Angeles Times』の名物記者、ディラン・ヘルナンデス氏は、自身のX(旧ツイッター)で日本の逸材をこう紹介している。
「明るい話題としては、大谷翔平の母校である花巻東が、夏の甲子園の1回戦で勝利したことだ。この日、NPBドラフト1位候補の佐々木麟太郎は3安打を記録した。佐々木は、高校通算140本塁打をマーク。彼の父である佐々木洋氏は、花巻東の監督を務めており、かつて大谷を育てた人物だ」
8年ぶりに初戦突破を果たした花巻東は、8月13日にクラーク国際(北北海道)と対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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