現地8月9日、エンジェルスの大谷翔平は本拠地でのジャイアンツ戦に2番・投手兼DHで先発出場。6回1失点と好投して今季10勝目を手にし、2年連続2ケタ勝利&2ケタ本塁打という史上初の快挙を達成した。
終わってみれば6回1失点ではあっても、この日の大谷はかなり制球に苦しんでいた。与四球こそ3つだが、6回にはあわや危険球という頭付近の死球が。また、被安打は3でも、2回にブランドン・クロフォードに浴びた先制犠牲フライをはじめ、外野まで打球を飛ばされることが多かった。
それでも、3回には2死一、三塁のピンチで注文通りの三振を奪うなど、粘りのピッチングで味方の援護を待った大谷。6回表が終わり、降板が決定した時点でそれはなかったが、エンジェルスの打線がその裏に爆発した。
先頭のルイス・レンジーフォがまず二塁打で出塁。この好機で大谷が申告敬遠されたことで後続の打者が発奮した。続くブランドン・デュルーリーが同点タイムリーで大谷の黒星を消すと、マイク・ムスタカスも低めを叩き、大谷のお株を奪うような確信歩きの勝ち越し3ランをライトスタンドへ放り込んで大谷へ快挙への切符を贈る。
7回からリリーフしたホゼ・ソリアーノは、2死満塁のピンチを招くも自ら火消し。8回はマット・ムーアが一人ランナーを出しただけで無失点で切り抜けた。クローザーのカルロス・エステベスが登板した9回は1死一塁からダブルプレーで試合終了のはずが、CJ・クロンのエラーにより一、三塁とピンチが拡大するものの、エステベスがその後を抑えて4対1でゲームセット。大谷に無事10勝目がついた。
まさにチームが一丸となってもたらされた大谷の前人未踏の快挙により、エンジェルスは2連勝で勝率5割に復帰。直前の7連敗でややプレーオフは遠ざかりつつあるが、大谷の“ラストイヤー”を飾るべく、ここからの逆襲に期待したい。
構成●SLUGGER編集部
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終わってみれば6回1失点ではあっても、この日の大谷はかなり制球に苦しんでいた。与四球こそ3つだが、6回にはあわや危険球という頭付近の死球が。また、被安打は3でも、2回にブランドン・クロフォードに浴びた先制犠牲フライをはじめ、外野まで打球を飛ばされることが多かった。
それでも、3回には2死一、三塁のピンチで注文通りの三振を奪うなど、粘りのピッチングで味方の援護を待った大谷。6回表が終わり、降板が決定した時点でそれはなかったが、エンジェルスの打線がその裏に爆発した。
先頭のルイス・レンジーフォがまず二塁打で出塁。この好機で大谷が申告敬遠されたことで後続の打者が発奮した。続くブランドン・デュルーリーが同点タイムリーで大谷の黒星を消すと、マイク・ムスタカスも低めを叩き、大谷のお株を奪うような確信歩きの勝ち越し3ランをライトスタンドへ放り込んで大谷へ快挙への切符を贈る。
7回からリリーフしたホゼ・ソリアーノは、2死満塁のピンチを招くも自ら火消し。8回はマット・ムーアが一人ランナーを出しただけで無失点で切り抜けた。クローザーのカルロス・エステベスが登板した9回は1死一塁からダブルプレーで試合終了のはずが、CJ・クロンのエラーにより一、三塁とピンチが拡大するものの、エステベスがその後を抑えて4対1でゲームセット。大谷に無事10勝目がついた。
まさにチームが一丸となってもたらされた大谷の前人未踏の快挙により、エンジェルスは2連勝で勝率5割に復帰。直前の7連敗でややプレーオフは遠ざかりつつあるが、大谷の“ラストイヤー”を飾るべく、ここからの逆襲に期待したい。
構成●SLUGGER編集部
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