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史上初となる快挙“ダブル達成”の大谷翔平を女房役サイスが称賛! 6回1失点の粘投に「これこそエースのすることだ!」

THE DIGEST編集部

2023.08.10

大谷を捕手として支えたサイス(左)は、試合後に大谷(右)を称賛した。(C)Getty Images

"二刀流スター"がまたしても快挙達成だ。

 現地8月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」として先発出場。打者では申告敬遠を含む2打数無安打、2四球で4試合ぶりのノーヒットに終わったが、投げては6回、被安打3、1失点と力投し、先月27日以来の今季10勝目(5敗)を挙げた。

【動画】2つ同時の"偉業"! 10勝目を挙げた大谷の姿

 メジャー6年目の今季、打者として40本塁打を積み上げ、両リーグトップを維持している大谷は、これで昨季の15勝、34本塁打に続く史上初の2シーズン連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。また、1シーズンに投手として2桁勝利、打者として40本塁打をマークするのも、史上初の快挙であり、一夜にして新たな偉業を2つ同時に成し遂げた形だ。
 
 そんなサムライの活躍ぶりには、女房役も賛辞を惜しまない。『AP通信』のエンジェルス番を務めるグレッグ・ビーチャム記者は、自身のX(旧Twitter)を更新し、この試合で捕手を務めたマット・サイスのコメントを紹介。「彼にとってベストの出来ではなかったと言っていいだろう」としつつも、今夜の戦いぶりに賛辞を贈った。

 さらに、「彼はただ懸命にプレーを続け、試合を戦い抜いてくれた」と大谷のパフォーマンスを振り返ったサイスは、「これこそエースのすることだ」と絶賛。2回に先制点を献上しながらも、粘り強いピッチングで追加点を許さず、チームを4対1の勝利に導いたスーパースターの存在は、やはりチームメイトにとって心強いようだ。

 投打で圧倒的な存在感を放ち続ける背番号17。その躍動ぶりには、今季もただただ驚かされるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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