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「イライラが募っている」まさかのストライク判定に納得いかず!大谷翔平の“首振り”に地元メディア反応「なぜネビン監督は抗議しない?」

THE DIGEST編集部

2023.08.12

自信を持って見逃したボールにストライクコール。大谷は首を振り、納得がいかない表情を浮かべた。(C)Getty Images

 二刀流戦士が、厳しい判定に不満な表情を露にした。

 現地8月11日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でヒューストン・アストロズと対戦した。同じアメリカン・リーグ西地区のライバルとの直接対決だったが、先発のリード・デトマーズが序盤に打ち込まれ、3回途中で被7安打(2本塁打)7失点でKOされ、エンジェルスは3対11と大敗した。

 大谷は「2番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打。特に第4打席で見逃し三振を喫した際、最後のストライク判定に対するジェスチャーが現地で小さくない話題となっている。

 8回表、この回からアストロズ3番手ラファエル・モンテロと対峙した大谷は初球を豪快にフルスイングして空振り。相手右腕はその後、低めを中心に変化球で攻めていくが、大谷もしっかりボールを見極めて、カウントはフルカウントに。迎えた勝負の6球目、モンテロは渾身の速球を内角低めに投じた。

 ギリギリ外れたかのように見え、四球を確信した大谷は打席を外したが、判定はなんとストライク。見逃し三振となったが、大谷は納得がいかなかったのか、珍しく首を振るジェスチャーを見せて、ベンチへと引き揚げた。
 
 際どい判定のシーンを地元メディア『Anaheim Sports』はX(旧ツイッター)に共有すると、現地から「ボールに見えるんだが…」「1試合に何度も四球で歩かされているから、イライラが募っている」「なぜフィル・ネビン監督は抗議しないんだ? 選手のためにすぐベンチから飛び出すアーロン・ブーン監督(ニューヨーク・ヤンキース)から少しは学ぶべきだ!」「明らかにボールが低い! こういう判定は本当にやめてほしい」など、判定を疑問視する声が飛び交った。

 エンジェルスは再び借金生活に逆戻りとなり、頼みの綱の大谷も7試合連続本塁打なしと快音は聞かれず。ワイルドカード争いでも6.5ゲーム差と、厳しい戦いが続く。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ストライク判定に納得いかない大谷翔平

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