二刀流スターの快挙に隣国メディアも熱視線を送っている。

　ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地８月９日、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で２番・投手兼指名打者で出場し、６回１失点と好投して今季10勝目を手にし、２年連続二桁勝利・二桁本塁打というベーブ・ルースも成し得なかったMLB史上初の快挙を達成した。
  　また大谷は、１シーズンに二桁勝利と40本塁打を放ったMLB史上初の選手としても名を刻んだ。今後はどこまで勝ち星と本塁打を積み重ねるのかに注目が集まる。

　そんな大谷の快進撃を隣国・韓国のメディアも報じている。『朝鮮日報』公式サイトは、「日本の『野球天才』大谷翔平が２シーズン連続10勝・二桁ホームランという新記録を打ち立てた。140年を超える歴史を持つMLB史上初の記録だ」と綴り、大谷の快挙を称賛。さらに、「元祖二刀流のベーブ・ルースでさえ達成できなかった大記録だ」と続けた。

　また『中央日報』公式サイトも「偉大な大谷、メジャー初の10勝・40本塁打を達成」との見出しで速報を掲載。大谷のこれまでの足跡を振り返りつつ、今季の驚異的な記録にも言及すると、「メジャーリーグはまだ50試合ほど残っているが、現地のメディアはすでに大谷のMVP受賞を既成事実化する雰囲気だ」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】今季10勝目のピッチング＆弾丸ライナーの40号をチェック！

【関連記事】大谷翔平が打撃三冠部門で103年ぶりの快挙達成!! ベーブ・ルース以来２人目の偉業にファン反応「安定の比較対象」

【関連記事】「目標はトリプル・クラウン」MLB公式が大谷翔平の次なる偉業を示唆「過去10人の三冠王で投手はいなかった」