8月13日(現地)、ボストンのフェンウェイ・パークで行われたレッドソックス対タイガース戦で心温まる場面があった。
レッドソックスが6対3とリードして迎えた9回、無死一塁の場面で打席にミゲル・カブレラが入ると、3万5415人の満員の観衆から一斉に大きな拍手が送られた。
2000年代後半~2010年代前半にかけて球界屈指のスラッガーとして活躍し、12年にはMLB45年ぶりとなる三冠王を獲得したカブレラは、今季限りでのすでに現役引退を表明している。12日の試合前には敵地にもかかわらずセレモニーが行われ、レッドソックス球団からグリーンモンスターのスコアボードの書体を模した背番号「24」のプラカードが贈られていた。
13日は、言わばフェンウェイでの現役最後の試合。それを知っていたレッドソックスファンが、カブレラの栄光に満ちたキャリアを称え、最後の別れを告げるためにスタンディング・オベーションを送ったのだ。 ヘルメットを取って大声援に応えたカブレラがセンターフライに倒れ、三塁側ダグアウトに戻る際、球場内には再び地鳴りのような拍手が鳴り響き、大勢のファンがスタンディング・オベーションでカブレラを送り出した。
ボストンのファンはフィラデルフィアと並んで全米で最も熱狂的で、敵チームの選手には容赦ない罵声を飛ばすが、同時にベースボール愛が深いことでも知られる。レッドソックスの公式X(ツイッター)アカウントも「球界の伝説! ミギー。信じられないほど素晴らしいキャリアを祝福します」とメッセージを送り、ファンからも「美しい」「一級品の振る舞い」と称賛の声が相次いだ。
構成●SLUGGER編集部
レッドソックスが6対3とリードして迎えた9回、無死一塁の場面で打席にミゲル・カブレラが入ると、3万5415人の満員の観衆から一斉に大きな拍手が送られた。
2000年代後半~2010年代前半にかけて球界屈指のスラッガーとして活躍し、12年にはMLB45年ぶりとなる三冠王を獲得したカブレラは、今季限りでのすでに現役引退を表明している。12日の試合前には敵地にもかかわらずセレモニーが行われ、レッドソックス球団からグリーンモンスターのスコアボードの書体を模した背番号「24」のプラカードが贈られていた。
13日は、言わばフェンウェイでの現役最後の試合。それを知っていたレッドソックスファンが、カブレラの栄光に満ちたキャリアを称え、最後の別れを告げるためにスタンディング・オベーションを送ったのだ。 ヘルメットを取って大声援に応えたカブレラがセンターフライに倒れ、三塁側ダグアウトに戻る際、球場内には再び地鳴りのような拍手が鳴り響き、大勢のファンがスタンディング・オベーションでカブレラを送り出した。
ボストンのファンはフィラデルフィアと並んで全米で最も熱狂的で、敵チームの選手には容赦ない罵声を飛ばすが、同時にベースボール愛が深いことでも知られる。レッドソックスの公式X(ツイッター)アカウントも「球界の伝説! ミギー。信じられないほど素晴らしいキャリアを祝福します」とメッセージを送り、ファンからも「美しい」「一級品の振る舞い」と称賛の声が相次いだ。
構成●SLUGGER編集部