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「癒しの投球ありがとう」”内野手”エスコバーが再び登板!大谷翔平に次ぐ二刀流実現も18失点エ軍に怒号の嵐「なんだこのクソ試合は!!」

THE DIGEST編集部

2023.08.20

Wヘッダー第2試合、大量失点のエンジェルスは野手登録のエスコバーを再びマウンドに送った。(C)REUTERS/AFLO

Wヘッダー第2試合、大量失点のエンジェルスは野手登録のエスコバーを再びマウンドに送った。(C)REUTERS/AFLO

 現地8月19日、ロサンゼルス・エンジェルスはタンパベイ・レイズとのダブルヘッダーに臨んだ。第1試合はエンジェルスが7対6で接戦を制したが、第2試合は4対18の大敗を喫している。

 4対17と大量リードを許した第2試合の9回、フィル・ネビン監督は内野手のエデュアルド・エスコバーをマウンドに送った。今月14日のテキサス・レンジャーズ戦以来のマウンドに、34歳はにこやかな表情で上がった。

 エスコバーは先頭打者を初球38.3マイル(約61.6キロ)の超スローカーブで三ゴロに打ち取るが、続く打者には2球目を左安打で弾き返される。その後は連続四死球で1死満塁のピンチを招くと、9番クリスティアン・ベタンコートには左犠飛を許し、キャリア初の自責点を記録したが、最後のバッターを一ゴロに仕留めて2度目のマウンドを終えた。
 
 ところが、1イニングを1失点に抑えてお役御免かと思われたエスコバーだったが、投げるだけでは終わらなかった。なんと9回裏の攻撃では、大谷翔平の代わりに「投手」として打席に立った。結果は三ゴロに倒れてゲームセットになったが、大谷に次ぐ二刀流を実現させ、球場を大いに沸かせた。

 力投したエスコバーに対しては、SNS上で「癒しの投球をありがとう」「デットボールでも笑いが起きてるw」「平和な世界だな」など微笑ましい声が挙がる一方で、8月だけで4度目の二桁失点で完敗したエンジェルスには怒りの声が止まず、球団公式X(旧ツイッター)には「もう見てられない!」「なんだこのクソ試合は!!」「ヤケクソな采配をするネビンを解任しろ!」など、厳しい意見が寄せられている。 

構成●THE DIGEST編集部

【動画】野手登録のエスコバーが再びマウンドに登板

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