高校野球

決勝進出の仙台育英・須江監督「東北に縁のある方は、明後日パワーをおくって」に野球ファン反応「元気玉をおくる」「また優勝旗を宮城に」「東北一丸!」【甲子園】

THE DIGEST編集部

2023.08.21

2大会連続でチームを決勝に導いた仙台育英の須江航監督。写真:鈴木颯太朗(THE DIGEST写真部)

 全国高校野球選手権大会13日目、準決勝の第1試合に登場した前回大会王者の仙台育英(宮城)は、神村学園(鹿児島)を6対2で下して2大会連続の決勝進出を果たした。

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 0対1で迎えた2回裏、仙台育英は先頭の5番・尾形樹人が中前打で出塁して盗塁も成功させると、7番の登藤海優史が左前適時打を放って同点に。3回裏には、4番・斎藤陽のスクイズと暴投、6番・鈴木拓斗の2ラン本塁打で一挙4点を加えて逆転した。

 8回にも1番・橋本航河の中適時打で1点を加えた仙台育英は、先発の高橋煌稀と湯田統真の継投で神村学園の攻撃を2失点に抑え、昨夏に続いて決勝に駒を進めた。

 試合後、仙台育英の須江航監督は「勝ちましたけど、いつひっくり返されるか、という思いで見守っていた」と振り返り、「あんなに早く(2回二死から)黒木投手が出てくると思っていなかった。勝負を懸けてきたので、こちらも中途半端なことをせず、狙い球を徹底していくしかないと。(本塁打を放った)鈴木拓斗のバッティングは本当に素晴らしかった」と、4点を奪って逆転した3回について語った。
 
 また5回2失点だったエース・高橋について、「(イニングで複数失点をしなかったのが)それが背番号1であるところ。昨年の決勝を含めていろんな経験がある。やってほしいことをやってくれるので、頼もしい限り」と先発右腕を称えた。

 2大会連続の決勝進出について問われると、「初戦から超強豪校と試合をさせていただいて、そろそろエネルギーが尽きそうなので、あと1試合ですけど、東北6県のみなさんや宮城のみなさん、東北に縁やゆかりのある方は、明後日の14時、西に、甲子園にパワーをおくってもらえたらと思います。みなさんの気持ちを持って戦いたいと思います」と、東北勢初の連覇に向けて、東北人の一致団結を呼びかけた。

 須江監督のコメントを受けてSNS上では「明後日、甲子園に元気玉をおくる」「また優勝旗を宮城に」「東北一丸!」「甲子園にパワーをおくるぞ」「東北リスペクトの発言にはいつもグッとくる」「また素敵なコメント。東北6県っていうのが響くな」「決勝も一生懸命応援したい」「縁もゆかりもないけど、パワーをおくりたい」などと盛り上がっていた。

構成●THE DIGEST編集部

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