衝撃のニュースが相次いでいる。
ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間8月23日に行なわれたシンシナティ・レッズとの試合後、大谷翔平が右肘内側側副靱帯を損傷したことを明らかにし、今季残りの試合で登板しないことを発表した。打者としては引き続き出場すると伝えられているものの、シーズン終盤を迎えた中での「二刀流スター」の故障というショッキングな出来事は、瞬く間に世界中に報じられた。
さらに同日、もう一つの「激震」がエンジェルスを襲う。8月22日のゲームで復帰したばかりのマイク・トラウトが再び負傷者リスト(IL)入りとなったのだ。7月3日のサンディエゴ・パドレス戦で左手有鉤骨を骨折、その後、IL入りとなり戦線を離脱。前カードのレッズ3連戦初戦で50日ぶりの復帰を果たすも、翌日行なわれたダブルヘッダーへの出場は無かった。
8月に入り、黒星が続いたエンジェルスにとって、巻き返しへの切り札として主砲の復帰が待望視されていたものの、まだ完治には至らなかった。米放送局『CBS Sports』では、トラウトの心境や、さらに残りのシーズンの起用についても見解を示している。
8月24日に配信されたトピックでは、トラウトが再び10日間のIL入りとなったことを報じており、「トラウト自身は今シーズンの残りは痛みを我慢しながらプレーすることになるだろうが、対処可能な限り戦列にいるつもりだと明言していた」と振り返っている。その上で、トラウトが「痛みに耐えられるかどうかだ。我慢できる程度になれば、出場するつもりだ」と語っていたコメントを掲載。多少の痛みが残っていても復帰の意思があったと伝えている。
その上で同メディアは「エンジェルスは、トラウトがシーズン終了前に復帰できることを願っている」としながらも、「しかし、ショウヘイ・オオタニが靱帯損傷のため登板しないこと、エンジェルスがア・リーグのワイルドカード争いから10.5ゲーム離れていることを考えると、チームがプレーオフ争いから脱落した時点で球団は残りの試合、トラウトを出場させない決断を下す可能性がある」と指摘している。
チームの窮地を救うと期待されたものの、背番号27の完全復活とはならなかった。シーズン終盤、満身創痍のエンジェルスは、いよいよ崖っぷちに立たされている。
構成●THE DIGEST編集部
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ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間8月23日に行なわれたシンシナティ・レッズとの試合後、大谷翔平が右肘内側側副靱帯を損傷したことを明らかにし、今季残りの試合で登板しないことを発表した。打者としては引き続き出場すると伝えられているものの、シーズン終盤を迎えた中での「二刀流スター」の故障というショッキングな出来事は、瞬く間に世界中に報じられた。
さらに同日、もう一つの「激震」がエンジェルスを襲う。8月22日のゲームで復帰したばかりのマイク・トラウトが再び負傷者リスト(IL)入りとなったのだ。7月3日のサンディエゴ・パドレス戦で左手有鉤骨を骨折、その後、IL入りとなり戦線を離脱。前カードのレッズ3連戦初戦で50日ぶりの復帰を果たすも、翌日行なわれたダブルヘッダーへの出場は無かった。
8月に入り、黒星が続いたエンジェルスにとって、巻き返しへの切り札として主砲の復帰が待望視されていたものの、まだ完治には至らなかった。米放送局『CBS Sports』では、トラウトの心境や、さらに残りのシーズンの起用についても見解を示している。
8月24日に配信されたトピックでは、トラウトが再び10日間のIL入りとなったことを報じており、「トラウト自身は今シーズンの残りは痛みを我慢しながらプレーすることになるだろうが、対処可能な限り戦列にいるつもりだと明言していた」と振り返っている。その上で、トラウトが「痛みに耐えられるかどうかだ。我慢できる程度になれば、出場するつもりだ」と語っていたコメントを掲載。多少の痛みが残っていても復帰の意思があったと伝えている。
その上で同メディアは「エンジェルスは、トラウトがシーズン終了前に復帰できることを願っている」としながらも、「しかし、ショウヘイ・オオタニが靱帯損傷のため登板しないこと、エンジェルスがア・リーグのワイルドカード争いから10.5ゲーム離れていることを考えると、チームがプレーオフ争いから脱落した時点で球団は残りの試合、トラウトを出場させない決断を下す可能性がある」と指摘している。
チームの窮地を救うと期待されたものの、背番号27の完全復活とはならなかった。シーズン終盤、満身創痍のエンジェルスは、いよいよ崖っぷちに立たされている。
構成●THE DIGEST編集部
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