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「彼はゲームと僕らを愛している」打者として出場続行の大谷翔平に同僚サンドバルが畏敬の念!「まさにスペシャルだ」

THE DIGEST編集部

2023.08.26

右肘靭帯損傷の大谷は打者として出場し、メッツ千賀から二塁打を放った。(C)Getty Images

 投手として今季絶望も「打者・大谷」は健在だ。

 現地8月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地シティ・フィールドで行なわれたニューヨーク・メッツ戦に「2番・指名打者」としてスタメン出場し、2打数1安打3四球と躍動。チームもこのシリーズ初戦で3対1の勝利を収め、現地19日のタンパベイ・レイズ戦から続く連敗を「4」でストップした。

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 現地23日に行なわれたシンシナティ・レッズとのダブルヘッダー第1試合で大谷は、44号2ランを放った直後の2回に緊急降板。その後の検査で「右肘靭帯損傷」と診断された。これにより投手としては今季終了となったが、打者専念で出場を続けており、今回も打球速度115.4マイル(約185.7キロ)の二塁打を放つなど、見事な活躍ぶりだった。
 こうした背番号17のパフォーマンスには、チームメイトからも賛辞の声が絶えない。MLB公式サイトによると、6回1失点7奪三振で今季7勝目(10敗)を挙げたエンジェルスの先発左腕パトリック・サンドバルは試合後、身体の状態が万全でないなかでも特異な存在感を放つ大谷について、「驚くべきことだ」と語っている。

「彼はゲームを愛しているし、僕らのことも愛している。それは間違いないことだ」と話し、「あのようなニュース(靭帯損傷の診断)があったにもかかわらず、まだ彼はプレーしている」とあらためて言及。「彼がやっているのは、まさにスペシャルなことだ」と続けており、止まらない活躍ぶりに驚きを隠せないようだ。

 ただ、周囲からはコンディションを心配する声も挙がっている。残りのシーズンの行方が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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