専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「本当にダサい」「喜ぶファンはいない!」9回好機で申告敬遠された大谷翔平に敵地大ブーイング! 地元メディアから苛立ちの声

THE DIGEST編集部

2023.08.26

メッツ戦で3四球の大谷。好機でなかなか勝負をさせてもらえないことに地元メディアから苛立ちの声が上がる。(C) Getty Images

メッツ戦で3四球の大谷。好機でなかなか勝負をさせてもらえないことに地元メディアから苛立ちの声が上がる。(C) Getty Images

 対戦チームからの厳しい警戒が続いている。

 現地8月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地シティ・フィールドで行なわれたニューヨーク・メッツとの一戦に「2番・指名打者」として先発出場すると、メジャー初対決の千賀滉大から右越え二塁打を放つなど、2打数1安打3四球。先日発覚した右肘靱帯断裂の影響を感じさせない活躍で3対1の勝利に貢献した。

 この試合で球場が騒然とするシーンがあった。問題の場面は、エンジェルスが2点リードする9回2死一、三塁だ。ここまで四球、二塁打、四球、一ゴロの結果だった大谷は、メッツの5番手左腕ブルックス・ラリーと対峙。この好機で相手ベンチは申告敬遠を選択。大谷との勝負を避け、次打者のアンドリュー・ベラスケスとの勝負に打って出た(結果は遊ゴロ)。もはや珍しい光景ではないが、当然の如く敵地ファンから大ブーイングが沸き起こった。
 
 今季17度目の申告敬遠を記録した大谷。これにはSNS上でも現地から続々と反応が寄せられている。エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』で実況を務めるパトリック・オニール氏は自身のX(旧ツイッター)を更新すると、「メッツが9回のあそこでショウヘイ・オオタニを歩かせたのは、本当にダサい」と厳しい言葉で批判している。

 さらに、同局のレポーターとして活躍するエリカ・ウェストン氏が、「シティ・フィールドは9回に見られたショウヘイへの申告敬遠を嫌っている」と呟くと、メッツ地元ニュースサイト『amNewYork』のジョー・パントルノ記者も、「オオタニは意図的に歩かされ、これで9回2死満塁だ。喜ぶファンはいない!」と投稿。不満を露にしていた。

 今季残りの試合は、右肘の怪我のため「投手」として登板する機会はなくなったが、打者としては出場を続ける見通しの大谷。今後も対戦チームからの警戒が緩まる気配はなさそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】メジャー初対戦の千賀滉大から鋭い二塁打を放つ大谷翔平

【関連記事】「完全なボール球」に非難集中! 困惑する大谷翔平、不可解ストライク判定に「いぃいいいい!」 投球分析家も「敬意を表して反対している」と理解

【関連記事】激震が続くエンジェルス... 主砲マイク・トラウトが再びIL入り。米メディアは「今季終了」の可能性も示唆
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号