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エ軍メディアが大谷翔平とエンジェルスの再契約の可能性に持論! 撤退する球団が出ると予想するも「彼は間違いなく球界最高打者」

THE DIGEST編集部

2023.08.30

本塁打数ランキングでは、依然ア・リーグの首位を走る大谷。打撃面ではハイレベルな数字を残している。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間8月29日、敵地でナ・リーグ東地区のフィラデルフィア・フィリーズと対戦し、7対12で敗れた。これで前カードから数え3連敗、借金は「7」となり、プレーオフ出場がさらに遠のくこととなった。

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 大谷翔平は「2番・指名打者」でこの日もスタメンに名を連ねた。3回の第2打席では内野安打で出塁し、第3、第5打席でもヒットを放ち、11試合ぶりの猛打賞をマークした。また、この日は2本の適時打で打点を94としている。

 大量12失点での敗戦の中、3安打を記録した大谷。5回にはアウトになったものの、3塁へのスチールも試みるなど、打撃、走塁でチームに貢献しようと気を吐いている。右肘靱帯の損傷により当面は登板を見送ることとなったものの、打者では現在も球界屈指の存在であることに変わりはない。

「二刀流スター」が打者専念となり、今オフのFA動向にも少なくない影響が出るとの球界関係者の声も聞こえるものの、それでも、オオタニの選手としての価値は高いままであるとの見解も報じられている。

 エンジェルス専門メディア『Halos Today』は現地時間8月29日、シーズン終了後の大谷の去就についてのトピックを配信。他球団の反応や、エンジェルス球団の動向についての見込みを述べている。

 同メディアは、「オオタニがトミー・ジョン手術を受けなければならない場合、彼は早くてもおそらく2025年まで投球することはなく、再び投球するかどうかは不明で、ましてや現在のレベルや投球量までは戻らない」と指摘。その上で他球団が「先発投手・大谷」のプレーを最も強く求めていたとして、「今、No.1スターターを必要としているチームは、彼を追いかけないだろう」とFA市場を見通している。

 一方で、他球団が手を退くことでエンジェルスとの再契約の可能性も高まるとして「29歳のオオタニと約3億ドルの契約を結ぶことは絶対に価値があるだろう」と主張。これまで予想されてきた契約金総額より下がるとしながらも、「UCL(内側側副靭帯)の損傷があっても、彼は間違いなく野球界最高の打者であり、間違いなく打席でエンジェルスを助け続けるはずだ」と続け、打者でのプレーだけでも来季、強力な戦力となり得ると説いている。

「二刀流」を続けてきた中で、現在まで自身初の打撃タイトル獲得も視野に入れている大谷の、打者としてだけでも「唯一無二」であることを強調する今回のトピック。大谷の今後の動向、さらにエンジェルスがどんなアプローチを見せるのか、シーズンが最終盤に向かう中、両者の関係にも引き続き注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部
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