滅多にお目にかかれない場面が生まれたのは、米野球のフロンティアリーグ(独立リーグ)においてだ。ニューヨークの『Albany Times Union』紙が詳細をレポートしている。
【動画】米野球独立リーグで審判と選手が大口論! 最後は“接触”してしまった審判も退場処分に…
ハプニングが発生したのは現地8月27日、ニューヨーク・ボールダーズが本拠地にトリシティ・バレーキャッツを迎えた一戦である。その1回裏、バレーキャッツの監督が相手チームがセンター付近のビデオカメラを使ってサイン盗みをしていると告発。これを受けて一塁のウォーレン・ニコルソン塁審がボールダーズのベンチに歩み寄り、タブレット機器を撤去するように指示する。これに異議を唱えた二塁手のタッカー・ネイサンズと激しい口論となり、ネイサンズは即刻退場を命じられた。
納得がいかないネイサンズが食い下がると言い争いはヒートアップ。他の審判たちが両者に落ち着くように促すが、ニコルソン塁審が振り向きざまにネイサンズにボディコンタクトを敢行してしまう。映像では腹部にパンチが入って、ネイサンズが痛がる様子が見て取れる。激高したネイサンズとあわや乱闘寸前となるが、ふたりは力づくで引き離された。
その後、ネイサンズはベンチを去ったが、ニコルソン塁審も退場処分を受け、センター方向に立ち去っていく様子が映し出された。試合はビデオカメラの撤去や代役塁審の手配などに手間取り、1時間近く経ってから再開されたという。
ボールダーズのショーン・レイリー会長は『Albany Times Union』紙の取材に対して、「相手の監督は3日間ずっと文句を言っていた。あの塁審がそれを鵜吞みにした結果だ。カメラは30秒遅れて映像が転送されるもの。(サイン盗みなど)あり得ない」と主張している。
米メディア『The Athletic』は「野球のゲームでこんな光景をこれまでに見たことがあるだろうか」と驚きを持って報じ、英紙『Daily Mail』も「審判が退場を命じられるなんて…。選手との“接触”が問題視されたのだ」と伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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納得がいかないネイサンズが食い下がると言い争いはヒートアップ。他の審判たちが両者に落ち着くように促すが、ニコルソン塁審が振り向きざまにネイサンズにボディコンタクトを敢行してしまう。映像では腹部にパンチが入って、ネイサンズが痛がる様子が見て取れる。激高したネイサンズとあわや乱闘寸前となるが、ふたりは力づくで引き離された。
その後、ネイサンズはベンチを去ったが、ニコルソン塁審も退場処分を受け、センター方向に立ち去っていく様子が映し出された。試合はビデオカメラの撤去や代役塁審の手配などに手間取り、1時間近く経ってから再開されたという。
ボールダーズのショーン・レイリー会長は『Albany Times Union』紙の取材に対して、「相手の監督は3日間ずっと文句を言っていた。あの塁審がそれを鵜吞みにした結果だ。カメラは30秒遅れて映像が転送されるもの。(サイン盗みなど)あり得ない」と主張している。
米メディア『The Athletic』は「野球のゲームでこんな光景をこれまでに見たことがあるだろうか」と驚きを持って報じ、英紙『Daily Mail』も「審判が退場を命じられるなんて…。選手との“接触”が問題視されたのだ」と伝えている。
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