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「メッツのエースだ!」千賀滉大の自己最多タイ12Kの”快投”にNY記者ら手放しで絶賛!新人王&サイ・ヤング賞に期待の声も

THE DIGEST編集部

2023.09.02

先発登板した千賀は今季11勝目はならなかったが、自己最多タイ12奪三振をマークした。(C)Getty Images

 日本人右腕が圧巻の奪三振ショーだ。

 現地9月1日、今季からメジャーリーグを主戦場にするニューヨーク・メッツの千賀滉大は、本拠地シティ・フィールドで行なわれたシアトル・マリナーズ戦に先発登板し、7回104球を投げて自己最多タイの12奪三振を記録するなど、5安打1失点と好投。味方打線の援護が乏しく今季11勝目を逃すも、2対1の勝利に貢献した。

 この日、3回まで相手打線を無安打に封じ、快調な立ち上がりを見せていた千賀は、4回にJ.P.クロフォードに先制ソロを被弾。ただ5回以降は、伝家の宝刀「お化けフォーク」を軸に好投。6回にはヒットと四球で無死一、二塁というピンチを招くもフリオ・ロドリゲス、エウヘニオ・スアレス、カル・ラリーを3者連続三振に仕留めるなど、見事な投球内容だった。
 
 試合後、MLB公式サイトでメッツ番を務めるアンソニー・ディコモ記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「前回登板から今夜まで、一時7イニング連続無安打を記録していたセンガが、またも力強い先発を見せてくれた」と反応し、「センガはナショナル・リーグ新人王、サイ・ヤング賞両方の票を集めるかもしれない」と期待を綴っている。

 また、地元メディア『Metsmerized Online』のマイク・メイヤー記者は、「センガはメッツのエースだ」としたうえで、「今季の防御率は3.08に良化している」と記述。さらに、地元放送局『SNY』のポッドキャスト番組で司会を務めるジョー・デマヨ氏は、「メッツにとって期待通りの選手だ」と呟き、その活躍ぶりに感嘆していた。

 1年目からチームの大黒柱として輝きを放つ千賀。9月に入ってもまだまだ好調を維持しており、現地の評価は高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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