９年ぶりのプレーオフ進出を狙ったロサンゼルス・エンジェルスだが、いまやその可能性はほぼ消滅した。そんな状況を受けてチームの中心軸を担うマイク・トラウトが今オフ、球団首脳陣との話し合いを希望していると明かした。

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　地元紙『Orange County Register』の取材に応えたトラウトは、「チームの方向性に関する問題が持ち上がったら、それについて話し合わなければいけない」と語り、「具体的に決まっているわけではないが、冬に話をするだろう。チームの方向性や将来のビジョンを確認するためにね」と続けた。
  　自身がトレードで退団するシナリオがあるのかと聞かれると、「それについてコメントするつもりはない」とし、さらに今オフにFAになる大谷翔平については「彼にその話を聞いたことはない。本当だ。すべては彼が何を望んでいるのか、ということに尽きる。彼はFAについては何も言及していない」と語った。

　エンジェルス一筋のトラウトは、2019年に米スポーツ史上最高額となる12年総額４億2650万ドル（575億7750万円）で契約延長し、事実上の生涯契約を結んだ。それでもエンジェルスはトラウト、大谷というMLBを代表するスーパースターを抱えながら、2014年を最後にプレーオフ進出を逃し続けている。この状況を、はたしてトラウトはどのように捉えているのか。

構成●THE DIGEST編集部

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