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「オオタニ獲得に動く候補球団」NY紙の敏腕記者が大谷翔平の今オフ去就を大胆予想! エ軍残留の可能性はやはりゼロ?

THE DIGEST編集部

2023.09.04

PO進出が絶望的なエンジェルス。去就が注目される大谷に識者が今オフの移籍先を予想した。(C)Getty Images

 今季終了後、フリーエージェントを迎える大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の周辺がいよいよ騒がしくなってきたようだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地9月3日、敵地でオークランド・アスレティックスと対戦し、6対10で完敗。チームの低迷と歩調を合わせるかのように、大谷自身も2戦連続ノーヒットで、ホームランも48打席連続で出ておらず浮上の兆しが見えない。

 今季こそ9年ぶりのプレーオフ進出を狙ったエンジェルスだったが、シーズン序盤から投打で故障者が続出し、満足なメンバーで戦えず苦戦を強いられた。トレード補強で巻き返そうとした8月も9勝19敗と大失速。ポストシーズンへの道が険しくなったと判断した球団は同月29日に主力6選手をウェーバー公示にかける衝撃のチーム解体を敢行。事実上の白旗宣言で、来季に向け若手育成へ舵を切っている状況だ。

 意気消沈するチームのなかで孤軍奮闘する大谷には、常に移籍先の噂は絶えない。現地3日には、ニューヨークの日刊紙『New York Post』の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏が大谷の今オフ移籍先候補を6球団に絞っている。
 
 同記者がMLB人気専門チャンネル『MLB Network』に寄稿した情報筋によると、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、シカゴ・カブス、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスの6球団が「オオタニの獲得に動くであろう候補チーム」と大胆予想。同局の公式X(旧ツイッター)にも共有され、現地でも小さくない話題を呼んでいる。

 具体的な理由までは言及していないが、戦力や環境面などを考慮しても、現在ナショナル・リーグ西地区で2位に14.5ゲーム差と圧倒的な差をつけて首位を独走するドジャースが有力とみられており、他にもダルビッシュ有が所属するパドレスや鈴木誠也がいるカブスなど日本人同士の共闘が実現するのか。それとも、愛着あるエンジェルスに残留するかに注目が集まっている。

 プレーオフ進出を諦めたチームに、はたして偉才はどのような決断を下すのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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