現地９月９日、ミネソタ・ツインズの前田健太は本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板し、６回途中まで投げて被安打５、２失点と好投。ツインズが８対４で勝利し、前田は８月６日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来となる４勝目を挙げた。

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　前田は立ち上がりに苦しんだ。初回、先頭のブランドン・ニモに本塁打を打たれると、左前打と盗塁に成功した２番のジェフ・マクニールを二塁に置いた場面で、５番のダニエル・ボーゲルバックに中適時打を許して２点目を失った。
  　それでも前田は、２回以降に許した安打は２つだけと立ち直った。地元スポーツメディア『Twins Daily』は、「マエダは試合が進むにつれて調子を上げていった。オフスピードボールの仕上がりが良くなり、メッツを抑え込んだ。奪った三振はわずか２つだったが、マエダは戦い続けた。メッツ打線はベテラン投手の狡猾な罠にはまった」と称賛している。

　初回に２失点したツインズは、２回に２点、３回に１点を奪って逆転した。７回にはマックス・ケプラーの適時三塁打、カイル・ファーマーの適時二塁打で４点を追加すると、９回にはウィリー・カストロのソロ本塁打でダメ押し。投打がかみ合ったツインズがメッツを８対４で破って連勝を飾った。

構成●THE DIGEST編集部　

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