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MLB

「後半戦チーム最高の先発投手」と高評価のツインズ前田健太、専門メディアはPOでのリリーフ起用を予測!「ドジャース時代に圧倒的な実績」

THE DIGEST編集部

2023.08.17

好投が続く前田に、プレーオフでのリリーフ起用の可能性が現地メディアで論じられている。(C) Getty Images

好投が続く前田に、プレーオフでのリリーフ起用の可能性が現地メディアで論じられている。(C) Getty Images

 レギュラーシーズンも終盤に差し掛かってきたMLB。各地区の上位争いもより熾烈さを増してくるなか、現地メディアでは早くもポストシーズンの話題に注目した記事も増えてきている。

 現在、ア・リーグ中地区首位を走るミネソタ・ツインズの専門メディア『Twins Daily News』では現地時間8月15日、「ツインズがシーズン終盤のブルペンの役割として検討できる先発投手4人」と銘打ったトピックを配信。今季のツインズで主に先発を任されてきた投手の中で、リリーフ起用が考えられる4人を予想する内容となっている。

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 同記事では「ツインズがポストシーズンで必要とする先発投手は少なくなるため、チームは選手をリリーフにシフトさせるかもしれない」として、その中の一人に前田健太の名前が挙げられている。

 前田は今年4月、約2シーズンぶりとなる公式戦登板を果たし、6月には復帰後初白星を手にしており、球宴後、後半戦初戦の先発も任せられるなど、先発ローテーションの一角を担ってきた。

 同メディアは昨シーズン終盤、前田がリリーフで復帰する可能性があったと振り返っており「マエダのブルペン起用が取り沙汰された主な理由のひとつは、ドジャース在籍時にポストシーズンでの圧倒的なリリーバーとしての実績があったからだ」と過去の実績に言及。「ポストシーズンに25試合に出場し、防御率2.87、WHIP1.17、を記録している。2020年シーズン前にツインズにトレードされて以来、救援登板はなかった」とリリーフでのスタッツを記している。

 また、今季のピッチングを踏まえ「マエダは後半戦、チーム最高の先発投手であったため、クラブは彼が別の役割にシフトすることをためらうかもしれない」と指摘。さらに「もし今日プレーオフが始まったら、ツインズはマエダを先発ローテーションに入れなければならないだろうが、今後数週間でその流れを変えるために多くのことが起こる可能性もある」と見通している。

 前田の他には、キャリア通算101勝を挙げ、8月にツインズでの初マウンドを踏んだベテラン左腕のダラス・カイケル、今季前半戦で3勝をマークしているルイ・バーランド、トミージョン手術からの復帰を目前としているクリス・パダックの名前も紹介されている。

 今季、復帰後こそ我慢の試合が続いていたものの後半戦で前田は首脳陣の信頼を勝ち取る結果を残した。今後、さらに重要な場面でどのような役割が与えられようとも、ベテラン右腕はチームのためにマウンドに登ることに変わりはない。

構成●THE DIGEST編集部
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