NPB最高右腕の去就が一気に高まっている。
去る9月9日、オリックスの山本由伸が敵地でのロッテ戦に先発登板。わずか102球の離れ業で、2年連続2度目のノーヒットノーランを達成した。
しかも、この試合のバックネット裏にはニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMほか、複数のMLB関係者が視察に訪れ、右腕に鋭い目を光らせていた。そして、彼らの目の前で満点快投と言えるピッチングを披露。自身の商品価値を強烈にアピールした。
今オフ、ポスティングによるメジャー移籍が有力視される山本を巡っては、その移籍先に大きな注目が注がれている。米スポーツサイト『EssentiallySports』は「ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、25歳の日本人エースに興味を注いでいる。絶望的な2023年シーズンを送る球団は、来シーズンの準備をすでに始めている」と銘打った記事を配信。ヤンキースが山本の獲得に本腰を入れていると言及している。
記事内では「ヤンキースのGMは来日中で、オリックス・バファローズのスター投手に目をつけている。日本で無双と言えるセンセーションな活躍を巻き起こしているエース右腕は、投手部門の強化を目指すヤンキースにとって、素晴らしい補強になるかもしれない」と記し、メジャー屈指の名門球団入りに太鼓判を押す。
無理もない。ヤンキースは今季3億ドルもの大金を投じたにもかかわらず、9月10日(現地)終了時まで、アメリカン・リーグ東地区で最下位(71勝72敗)に低迷。ワイルドカード争いでも、8ゲーム差とプレーオフ進出は絶望的。チームの体たらくに対し、GMを務めるキャッシュマン氏には多くの批判が浴びせられている。
ゆえに、「ヤンキース経営陣は事態を軽視しておらず、より貢献できる選手を求めている。その男が、日本のヨシノブ・ヤマモトだ」と断言。キャッシュマンGMが球団の特別補佐とともに、山本の快挙を見届けると、同GMは感銘を受けたという。「彼は『今日のチケットは大切に保管し、いつかヤマモトのサインをもらいたいと思っています』と称えた。このコメントは、ヤンキースがエース投手を狙っているという主張に重みを加えている」と指摘している。
同メディアは、ここ数年ヤンキースがワールドシリーズを制覇できていないことや今季絶不調にあえいでいるネガティブな面を紹介しつつも、「ヤンキースは今でも、メジャーで最も成功しているチームだ」と強調。次のように後押ししている。
「輝かしい歴史と熱狂的なファンを持つヤンキースは、すべての選手にとって憧れのチームだ。特にキャリアスタート時点にとって最適な素晴らしいファーム、最高の環境、そしてエキサイティングな選手たちがチーム内にいることで、ヨシノブは素晴らしい仲間を持つことができる。そして、ヤンキースから契約オファーがあれば、ニューヨークへの道が開けるかもしれない。実現するかどうかは、時間が解決してくれるだろう」
国内では敵なしの無双状態が続く山本。ピンストライプのユニホームに袖を通す可能性も、決して夢物語ではないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ヤンキースGMが山本由伸のノーノーに拍手!
【動画】国内に敵なし!山本由伸が2年連続ノーヒットノーランの瞬間
【関連記事】「キャリア2度目のノーヒッターだ!」米識者らが山本由伸の“102球ノーノー”に脱帽! 「今オフ獲得を狙うかも」と推された球団とは?
去る9月9日、オリックスの山本由伸が敵地でのロッテ戦に先発登板。わずか102球の離れ業で、2年連続2度目のノーヒットノーランを達成した。
しかも、この試合のバックネット裏にはニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMほか、複数のMLB関係者が視察に訪れ、右腕に鋭い目を光らせていた。そして、彼らの目の前で満点快投と言えるピッチングを披露。自身の商品価値を強烈にアピールした。
今オフ、ポスティングによるメジャー移籍が有力視される山本を巡っては、その移籍先に大きな注目が注がれている。米スポーツサイト『EssentiallySports』は「ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、25歳の日本人エースに興味を注いでいる。絶望的な2023年シーズンを送る球団は、来シーズンの準備をすでに始めている」と銘打った記事を配信。ヤンキースが山本の獲得に本腰を入れていると言及している。
記事内では「ヤンキースのGMは来日中で、オリックス・バファローズのスター投手に目をつけている。日本で無双と言えるセンセーションな活躍を巻き起こしているエース右腕は、投手部門の強化を目指すヤンキースにとって、素晴らしい補強になるかもしれない」と記し、メジャー屈指の名門球団入りに太鼓判を押す。
無理もない。ヤンキースは今季3億ドルもの大金を投じたにもかかわらず、9月10日(現地)終了時まで、アメリカン・リーグ東地区で最下位(71勝72敗)に低迷。ワイルドカード争いでも、8ゲーム差とプレーオフ進出は絶望的。チームの体たらくに対し、GMを務めるキャッシュマン氏には多くの批判が浴びせられている。
ゆえに、「ヤンキース経営陣は事態を軽視しておらず、より貢献できる選手を求めている。その男が、日本のヨシノブ・ヤマモトだ」と断言。キャッシュマンGMが球団の特別補佐とともに、山本の快挙を見届けると、同GMは感銘を受けたという。「彼は『今日のチケットは大切に保管し、いつかヤマモトのサインをもらいたいと思っています』と称えた。このコメントは、ヤンキースがエース投手を狙っているという主張に重みを加えている」と指摘している。
同メディアは、ここ数年ヤンキースがワールドシリーズを制覇できていないことや今季絶不調にあえいでいるネガティブな面を紹介しつつも、「ヤンキースは今でも、メジャーで最も成功しているチームだ」と強調。次のように後押ししている。
「輝かしい歴史と熱狂的なファンを持つヤンキースは、すべての選手にとって憧れのチームだ。特にキャリアスタート時点にとって最適な素晴らしいファーム、最高の環境、そしてエキサイティングな選手たちがチーム内にいることで、ヨシノブは素晴らしい仲間を持つことができる。そして、ヤンキースから契約オファーがあれば、ニューヨークへの道が開けるかもしれない。実現するかどうかは、時間が解決してくれるだろう」
国内では敵なしの無双状態が続く山本。ピンストライプのユニホームに袖を通す可能性も、決して夢物語ではないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】ヤンキースGMが山本由伸のノーノーに拍手!
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